宮下さんと仕事ができることはとても嬉しい出来事でした。
――今回、伊勢丹からポップアップのオファーが来たときの率直な感想をたずねた。
僕にとっては嬉しいお話で、服と作品を一緒に展示させてもらえるということは、とても興奮します。あと、普段僕の美術の展示に来てくださる方とは、違った方にも見ていただけることも嬉しいです。〈タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.〉のファンの方はどう受け止めるのかとか、ファッションが好きな人たちは、僕の作品をどうみてくれるのかも興味があります。
――そもそも〈タカヒロミヤシタザソロイスト.〉のデザイナーである宮下貴裕さんとは、どんな経緯で出会ったのだろうか。
何年前だか忘れてしまいましたが、初めてお会いした時にステッキをいただいたんです。当時の僕はステッキをコレクションしていて、 その時も持っていたんです。そのことを宮下さんが知っていてくれて、「このステッキ、孝典くんに似合うと思うからあげるよ」って。それがとても嬉しかったです。
――今回共同で作品を作るにあたって宮下さんからはアドバイスはあったのだろうか。
今季の〈タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.〉のテーマや、宮下さんの考えを伝えていただきました。自分としては作品を創るという意識ではなく、同ブランドのコレクションの一部として機能すれば嬉しいっていう気持ちが強かったです。
――今回のポップアップはとにかく見どころが満載であるという。自身の作品での初の試みもその一つ。
あと何より、今回のポップアップでは、個人的には〈タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.〉の服を買うのが楽しみです。宮下さんの創った服は最高なので、自分の作品を創るときは〈タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.〉の服を着させてもらっています。
――今回の展示を通じて伝えたいことは?
僕が〈タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト.〉が大好きで、僕の作品はとても素敵でカッコ良いということです。
「11:11(イレブンイレブン)」
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