奈良で生まれた革靴プロジェクト|ISETAN靴博2020
日本産の革を使い、奈良でつくられる、履くほどに味わいを増す靴。展示ではその魅力を体感できる。
〈コトカ〉奈良発、新しい日本の革靴。
日本における革靴の産地のひとつ、奈良にて、シューズメーカー7社が共同で開発した新しいコンセプトの革靴が〈KOTOKA/コトカ〉。アッパー(上側の革)には日本で生産された表情豊かな革を使用している。革の個性を活かすシンプルなスタイルは、「古都」という言葉を交えたその名の通り、年代が刻まれるごとに味わいが深まる、サステイナブルな魅力がある。ブラッシング中心の簡単なメンテナンスで履ける、タフな靴でもある。靴博にて展示。
〈オリエンタル〉高品質な日本の靴、今回は特別アイテムも展開。
1957年の設立以来、奈良にて、さまざまな製法の靴づくりを行なってきたオリエンタルシューズのオリジナルブランド。さまざまなブランドを手がけ得られたノウハウを活かし、グッドイヤーウェルテッド製法とマッケイ製法を組み合わせた「ベベルドグッドイヤーグレード」など、美しいシルエットとしっかりとした履き心地双方を実現した独自の靴づくりが追求されている。今回の靴博では過去のモデルやサンプルなど幅広いラインナップを展開予定。
photograph:Takao Ohta
text:Yukihiro Sugawara(LAST)
*価格はすべて、税込です。
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