【特集】<REGAL/リーガル>から<JOHN LOBB/ジョンロブ>まで、春の革靴は断然「ローファー」が良い
- 2020年春夏シーズンも「ローファー」は足元の主役
- 伊勢丹メンズ館ならではのオリジナリティ溢れる「ローファー」20選
- JOHN LOBB/ジョンロブ
- EDWARD GREEN/エドワードグリーン
- Stefano Bemer/ステファノ ベーメル
- Enzo Bonafe/エンツォ ボナフェ
- Le Yucca's/レ・ユッカス
- J.M. WESTON/ジェイエムウエストン
- SAINT CRISPIN’S/サンクリスピン
- Crockett&Jones/クロケット&ジョーンズ
- SANDERS/サンダース
- Santoni/サントーニ
- CARMINA/カルミーナ
- BENSON SHOES/ベンソンシューズ
- Church's/チャーチ
- JOSEPH CHEANEY/ジョセフ チーニー
- REGAL/リーガル
- UNION IMPERIAL/ユニオンインペリアル
- Berwick/バーウィック
- JALAN SRIWIJAYA/ジャラン スリウァヤ
- WH/ダブルエイチ
- CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー
2020年春夏シーズンも「ローファー」は足元の主役
長らく続いたスニーカートレンドのカウンターとして、伊勢丹メンズ館が猛プッシュする「ローファー」は、古きよきクラシックモデルから、色とりどりのカーフやソフトなコンストラクション、あるいは軽快なソールに置き換えたシューズ群など、どれも普遍的でありながらも瑞々しい魅力に溢れている。
今回ピックアップしたのは、「もの作りに対する真摯な姿勢と品質に対するこだわりの強さ、クオリティの追求、伝統に甘んじることなく時代に合った新しいものへのチャレンジ」する魅力的なブランドばかり。伊勢丹メンズ館でしか手に入らないオリジナリティ溢れる別注品も常に垂涎の的だ。
伊勢丹メンズ館ならではのオリジナリティ溢れる「ローファー」20選
JOHN LOBB/ジョンロブ
異素材で組み合わせたネイビーをアクセントに
ブラック・クシュベルカーフと伊勢丹メンズ館を象徴する色であるネイビースエードのコンビカラーで別注したLOPEZ(ロペス)。柔らかい履き心地が特徴の「テンシルソール」を採用し、コンフォート要素も強化している。
EDWARD GREEN/エドワードグリーン
先代社長が愛したクラシック&エレガントな一足
Stefano Bemer/ステファノ ベーメル
美しい色艶を発するスエードと優美なフォルムが際立つ
今シーズンから力を入れている新作のグッドイヤーウェルト製法のシリーズ。従来のハンドソーンウェルテッド製法のシリーズに比べて、比較的安価に<ステファノベーメル>が履けるNEWエントリーラインだ。
Enzo Bonafe/エンツォ ボナフェ
ヴィンテージの雰囲気をもつ、唯一無二な素材感
“グッドイヤー・ア・マーノ製法(インソールにメスで切り込みを入れて、手でウエルトを縫い付ける、手縫いのグッドイヤーウェルト)”を中心に、高い技術を駆使した靴づくりを行っている<エンツォボナフェ>から、今期は軽くて返りの良いマッケイ製法の1足が登場。シンプルなスリッポンに新素材のクラシックカーフを用い、極上の雰囲気を作り出している。
Le Yucca's/レ・ユッカス
女性デザイナーの感性とボナフェの技術が集約
女性デザイナーの村瀬由香氏が数々の有名ブランドでシューズデザインを手がけた後、「オーセンティックモダン」をテーマに2000年にスタート。<レ・ユッカス>の靴はイタリアの名門<エンツォボナフェ>のアトリエで熟練の職人たちによりハンドメイドで作られる。低めなトップフォルムに美しく伸びるトゥ、横から見るとエレガントなヒールカップは時空を超えたアンティークのような佇まいだ。
J.M. WESTON/ジェイエムウエストン
定番ローファー「180」に待望の新色
誕生から70年以上経った現在でも同じラストを使用し、履き込むほどに馴染んでいくグッドイヤーウェルト製法で仕上げられた「180シグニチャーローファー」。普遍的な魅力をもつ真の定番シューズは今春も注目だ。
SAINT CRISPIN’S/サンクリスピン
屈指の技術力を遺憾なく発揮して作り上げた美靴
Crockett&Jones/クロケット&ジョーンズ
カジュアルにも履きやすいバタフライローファーが新鮮
バタフライ(蝶)のように重なる甲部分の装飾は、熟練の職人が時間をかけて丁寧に仕上げることで、独特のエレガントな表情を醸成。カジュアルからスーツスタイルまで愛用したい着こなしに品を添える1足だ。
SANDERS/サンダース
小ぶりなビットがホワイトレザーに映える
1873年に英国高級靴製造の聖地であるノーザンプトンで設立されたシューメーカー<サンダース>が、今季からメンズ館での常設展開をスタート。カントリーテイストな雰囲気がありながら、小ぶりなビットの装飾がエレガントさを演出している。
Santoni/サントーニ
柔らかな素材と履き心地が足を包み込む
丸いカッティングがエレガントな雰囲気を醸し出し、パイピングの色がアクセントになっているスエードローファー。履き口にはスムースレザーのパイピングを施してデザインに特徴を加え、上質なスエードレザーが柔らかい履き心地を実現している。
CARMINA/カルミーナ
ラグジュアリー&モードを感じる新色ローファー
ほんのりノーズが長めのラストを使用しているので、コインローファーにありがちなボリューム感を抑えた大人な仕上がりが魅力。リザードレザーならではの艶が相まって、ラグジュアリー&モードな匂いを感じる1足だ。見た目に反して非常にソフトな履き心地なので足馴染みも良く、春夏らしい軽快なカラーがポイント。
BENSON SHOES/ベンソンシューズ
モロッコ発、コスパ抜群のタッセルローファー
1963年に創業を開始し、モロッコ・カサブランカに本店を構えるファクトリーブランド<ベンソンシューズ>。メンズ館では今シーズンから常設展開をスタートしている。トレンドのラウンドトウのぽってりとしたデザインのタッセルローファーは、オンオフ問わず足元に男の色気を加える。
Church's/チャーチ
大小のスタッズが美しく煌めく
JOSEPH CHEANEY/ジョセフ チーニー
ほんのりエレガンスな香りを漂わせる定番モデル
<ジョセフ チーニー>のローファーラインナップで最定番に位置づけられるモデル「HUDSON(ハドソン)」。使われているラスト5203はブランドの定番のローファー専用のラストだ。カジュアルに使いやすいベージュスエードにラバーのダイアモンドソールが採用され、英国靴らしい程よい丸みとボリューム感があり、品格も十分に兼ね備えたフォルムが特徴。
REGAL/リーガル
防水性と透湿性を兼ね備えた実用的な機能が嬉しい
店頭でのお客さまからの声から生まれたGORE-TEX®搭載の機能性コインローファーは三越伊勢丹別注。アッパーとソールが同色なので、オン・オフどちらのシーンでも履ける汎用性の高さも魅力。ラバーソールを採用し、軽量化を図っている。
UNION IMPERIAL/ユニオンインペリアル
雨の日も安心。オンオフ使える汎用性も魅力
Berwick/バーウィック
日本人の足型を研究した「ミレニアルラスト」を搭載
スペイン製かつグッドイヤーウェルト製法を採用して3万円(税抜)というハイコストパフォーマンスが魅力の1足。幅はやや広めで、ウエスト部分は絞り、踵はより小振りに仕上げた25~34歳の世代に向けた「ミレニアルラスト」を採用。美しく色気があるカラーリングも特徴的だ。
JALAN SRIWIJAYA/ジャラン スリウァヤ
ローファー専用ラストを使用した美しいバランス感
フレンチシックなテイストが魅力のハンドソーンウェルテッド製法による定番コインローファー。立体的なトゥのモカ縫いも素晴らしく、サドルの形や全体的なバランスも秀逸だ。フィット感と足馴染みが良いので、「なかなか足に合うローファーが見つからない」という方にも推奨したい。
WH/ダブルエイチ
オンオフ兼用できる都会的な厚底ローファー
CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー
ディテールへの拘りを追求したミニマルな1足
サドルとベロパーツを一体化させることで段差を無くし、美しいステッチとビンテージスチールなどディテールにも拘りを感じさせる1足。パンツの引っ掛かりを気にすることなく、ミニマムなドレススタイルにフィットする。
Photo&Text:ISETAN MEN‘S net
*価格はすべて、税込です。