世界的アウトドアブランドが本気で作った機能ダウン
2019年秋冬シーズンで見逃せないトレンドは、「アウトドアブランドの本気度」。たとえば、「低温極地の過酷な環境でも着用できる」というと、確かに都会の地下鉄では必要ないが、“本物を着ている気分”は最高だ。極寒の中でも耐えられるという安心感は、コーディネイトの自由度にも繋がって、まさに「これ一着あればOK」の世界仕様を手に入れたい。
CANADA GOOSE/カナダグース
今年も入手困難な、ブランドを代表する本格仕様アウター
こちらは日本限定モデルの「ジャスパー パーカ」の前身モデル「CHATEAU PARKA(シャトー パーカ)」。
専門家からなるグローバルチームと共に、開発した小柄な体型にフィットするサイズ“フュージョンフィット”を採用。オンオフ使えるデザインで、すっきりしたシルエットは全世界で圧倒的な認知度を誇り、シンプルなデザインと着丈の長さも人気の理由の一つ。コヨーテファーはファスナーで取り外しできる。
また、今シーズンも「クラシックディスク」のアーティスティックプログラムに加えて、生産数が少なく希少価値の高いハイエンドなエクスクルーシブライン「ブラックレーベル」が登場。こちらは“レギュラーフィット”仕様で、コヨーテファーはファスナーで取り外し可能だ。
■関連記事:最強ダウンアウター<CANADA GOOSE/カナダグース>は、定番「ジャスパー パーカ」から最新モデルまで完全網羅
Woolrich/ウールリッチ
ブランドの最高傑作は、-40℃の厳しい寒さに耐えるハイスペック
1970年代、アラスカの天然ガスパイプラインを引く際のワークウエアとして誕生したアークティックパーカをアップデートした、現在最もアイコニックなモデル「ニューアークティックパーカ」。アナログな風合いと機能性をもつコットンナイロン素材、通称60/40クロスにテフロン加工を施し、よりはっ水性を強化。アウトドアのディテイルを感じさせる大きめのパッチポケットやハンドウォーマーが特徴となっている。
他のアークティークパーカシリーズに比べて、着丈はやや短めで、フィットもコンパクト、ファーは取り外し可能だ。ジャケットの上から着用してもストレスが少ないよう、袖口のリブも無くすなど工夫されたディテイルも人気のポイントで、今秋冬モデルよりブランドロゴが一新された。
VEILANCE/ヴェイランス
シンプルなデザインに機能性が計算し尽くされた都会派アウター
より厳しいゴアテックス社のテストをクリアした製品のみが使用許可を得ることが出来る機能素材「ゴアテックスプロ」を搭載した最強アウター。防水耐久性と防風性に優れた表生地を使用し、もちろん透湿性も高度な次元で発揮する。ダウンとシェルの単体使用が可能な3WAYでの着用が可能で、ライナーダウンはスナップボタンで脱着が可能。ダウンのスナップボタンは内側に収納することができる。高品質なグースダウンを用いているので、非常に軽く、そして暖かい。最高級なダウンギアを一生の相棒にしよう。
Rocky Mountain Featherbed/ロッキーマウンテンフェザーベッド
アメリカのミリタリーパーカがデザインソースのコラボアウター
米・ワイオミング州のジャクソンホールで誕生し、羽毛布団(FEATHERBED)のような防寒性と保温性を保証するダウンベストで有名な<ロッキーマウンテンフェザーベッド>と、フレンチカジュアルの雄<アナトミカ>が合体し、ヴィンテージから現行品まで様々な素材やカラーで存在している名品が誕生。生地はスリーレイヤーで、アメリカ軍のデッドストックのものを使用した、ミルスペックと呼ぶにふさわしい一品だ。ライナーは<ロッキーマウンテンフェザーベッド>のものを使用し、もちろん取り外しが可能。
■ 世界をリードするアウトドアブランドが本気で作った機能ダウン
▼ CANADA GOOSE/カナダグース
▼ Woolrich/ウールリッチ
▼ VEILANCE/ヴェイランス
▼ Rocky Mountain Featherbed/ロッキーマウンテンフェザーベッド
■ トレンドのメインストリームは、都会でスマートに着こなすダウン
▼ Moorer/ムーレー
▼ HERNO/ヘルノ
▼ TATRAS/タトラス
▼ PEUTEREY/ピューテリー
▼ PAUL&SHARK/ポール&シャーク
■ デザインの潮流は、ドレッシーなロングからショート丈へ
▼ BEAR/ベアー
▼ meanswhile/ミーンズワイル
▼ EMMETI/エンメティ
▼ PYRENEX/ピレネックス
▼ nonnative/ノンネイティブ
▼ DUVETICA/デュベティカ