淫らな香りはオーサーズパイプで…

島地さんと兄弟のように仲良くなった文豪、開高健さんが「島地君、その淫らな香りはなんや?」と虜になり、生涯吸っていたと言われているパイプタバコが島地さんのオリジナルミクスチャーである“ヘレニズム”です。


シマジ「私はニューヨークのタバコ屋とロスのタバコ屋のパイプタバコを交互に吸っていたんですが、ある日両方少なくなってきたので、混ぜて吸ってみたんです。これが思わぬ化学反応で、他にはない香りと味わいを生んだんです。そのブレンドを開高さんと一緒にいる時に吸ったら、“淫らな香りやなぁ。ちょっと吸わしてみぃ。”と言って、吸ってくれたんです。それからずっと気に入ってくれて、東西の融合ということで、“ヘレニズム”と命名してくれたんです。」


以前もご紹介しましたが、<ダンヒル>のオーサーズパイプをサロン ド シマジオリジナルモデルで発売中です。


シマジ「開高さんはオーサーズパイプを愛用していましたね。ですから、開高さんへの思いを込めてこのオーサーズパイプ作ってもらいました。みなさんもこのパイプでヘレニズムを吸うと開高さんのように淫らな香りを味わえますよ。」


今週の格言
「なによりも尊いものは友情である。」


今週のお酒
「グレンファークラス31年サロン ド シマジオリジナルボトル」
残りあと4本!夏の思い出に是非飲みにいらしてください。

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島地勝彦 メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス<サロン ド シマジ>のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田 錬三郎・今 東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。

Photo:TAKU FUJII

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