カシミヤのなかでももっとも細い貴重な繊維

選び抜かれた素材と、熟慮に熟慮を重ねた意匠、そこに選んだ人の感性が加わり、マスターピースとなる。知る人ぞ知る、ウワサの名品を手に取った瞬間に、貴方は名品の当事者、否、”加担者”になる。そう、使い手や着る人なくして、名品は生まれないのだ。



<ピセア>セーター 63,720円、ストール 39,960円

■メンズ館1階=セーター・カジュアルシャツ

内モンゴルの東北部は、夏場の最高気温は36度、冬場の最低気温はマイナス25度にもなる。この寒暖差の激しい地域でカシミヤ山羊の子は、春と秋に産声を上げる。その生後1年未満の子山羊の産毛だけを使ったベビーカシミヤは、一頭あたり30~40グラムしか採れない貴重な繊維。一枚のセーターをつくるのに約10頭分の子山羊の産毛が必要とされ、世界全体の5割を産出する内モンゴル自治区でも、年間生産量がわずかしかない。

ベビーカシミヤの原毛は、通常のカシミヤの刈り取り時期よりも2カ月ほど遅い6月ごろ、暖かくなりはじめた時期に、丁寧にハサミでカットした産毛だけを使い、繊度はカシミヤのなかでもっとも細い13.5~14.6ミクロンほど。軽く、細く、柔らかで、独特のヌメリのあるやさしい肌触りが特徴となっている。ちなみにブランド名のピセアは、内モンゴル自治区に生育する同名の植物に由来。砂漠化・草原退化を防ぐ大切な樹木とされ、このベビーカシミヤブランドでは内モンゴルの大地の豊かな自然と固有の文化を守るため、カシミヤの宿舎飼育やピセア植林などの活動も行っている。

*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
03-3352-1111(大代表)
メールでのお問い合わせはこちら