【連載】帽子デザイナーインタビュー <レナード プランク>デザイナー レナード・プランク |秀でた五感で創る、洗練された美を堪能できる帽子(1/2)
- 04.10 Wed -04.16 Tue
- 伊勢丹新宿店 メンズ館1階 シーズン雑貨・帽子
お客さまとデザイナーを繋ぐ連載としてイセタンメンズネットでは、2018年の秋に全5回に渡り帽子デザイナーの方々へインタビューを敢行。
その連載の第6回目となる今回は、メンズ館初登場となるイタリアの帽子ブランド<レナード プランク>のデザイナー レナード・プランク氏へインタビュー。作り手の”想い”に触れて、帽子を被る。そんなきっかけとなる連載をお楽しみください。
<REINHARD PLANK/レナード プランク>ハットコレクション□4月10日(水)~ 16日(火)□メンズ館1階=シーズン雑貨・帽子
<レナード プランク>の関連商品は伊勢丹オンラインストアでもご購入いただけます。
―――まず、帽子作りのインスピレーションの源になっているものを教えてください。
「人」そのもの。 その人の持つオーラや肌・瞳・髪の色・スタイルなど、あらゆる要素を秀でた五感で感じ、作品へのインスピレーションとしています。
年4回パリ・上海ファッションウィークでの出展や、日本をはじめとするアジアや欧州を中心としたライブパフォーマンスイベントなども盛んに取り組んでいます。
人に出会う機会を大切にしており、細かな計算や理屈には頼らず、己の感性と感覚を重視しています。
―――帽子作りの醍醐味はどんなところに感じますか。
人々の喜怒哀楽を一層豊かに表現することが出来る点。
人の表情や些細な心情の変化にすぐに気が付き、その繊細で細やかな感覚が商品の細部に活かされています。
4月16 日(火)まで開催中のプロモーションスペースでは、さまざまな種類の帽子をラインナップする。
ハット 48,600円
「Imperfect is the perfect (完成された未完成)」を商品コンセプトに掲げ、上質な素材そのものを活かした技法を用いて、装飾や縫製を極力少なく仕上げています。さらに、シルエットの美しさや、素材のそのままの感触も大切にしています。
トレンドは意識せず、その時その時に作りたいモノを作るようにしています。自由な発想と創造力を抑止しない―――。ありのままの自分でモノを作ることを大切にし、“自分がトレンドを作る”それこそがデザイナーのあるべき姿だと私は考えています。
―――どんなお客さまに被ってほしいですか?
一つ一つの帽子に込められたストーリーがあり、それを楽しみ愛でてくれるような方に被ってもらいたいです。<レナード プランク>は帽子を作っているのではなく、それを被った先のストーリーを作っているのだから。
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