2019.01.25 update

総勢約30ブランド、50種類以上が登場する「ローファー祭り」

この春のリニューアルを間近に控えた伊勢丹メンズ館。国内外からバイイングされたブランド&アイテムには、時代を映し出すエレメントが巧みに散りばめられていた。それはライフスタイルの多様化にともなって変化していく最新のデザイン&スタイルと、いつの時代も変わらぬ普遍の価値をもつクラシック。一見相反するようにさえ思えるコレクションだが、イセタンメンズというフィルターによって、リアルなメンズファッションの輪郭が鮮明に描き出される。



 


シューズ(左から)<エンツォ ボナフェ>140,400円、<カルミーナ>52,920円、<クロケット&ジョーンズ>129,600円、<サントーニ>145,800円、<ステファノ ブランキーニ>125,280円
■メンズ館地下1階=紳士靴
*3月6日(水)より展開

この春、メンズ館地下1階=紳士靴がプッシュするのは「ローファー」だ。
 
「長らく続いたスニーカー・トレンド。そのカウンターとしてローファーが動き出しています。スニーカーには少々飽きたけれど、そうかといってオックスフォードは堅苦しい。そんな気分の受け皿になっているのです。脱ぎ履きが容易で快適なだけでなく、履き回しのポテンシャルも高い。デニムからセットアップ、そしてスーツまで溶け込む懐の深さはなかなかお目にかかれません。2019年のビッグトレンドになるポテンシャルを秘めています」

<JOHN LOBB/ジョンロブ>、<ENZO BONAFE/エンツォ ボナフェ>、<CARMINA/カルミーナ>、<CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ>など、担当バイヤーの福田隆史が揃えた総勢約30ブランド、50種類以上の渾身のローファーが一堂に揃うサマは壮観の一言。
 

<ジョンロブ>シューズ「ロペス」213,840円
*3月6日(水)より展開

なかでもローファーの名作「ロペス」にダークブラウンのグレインレザーとスエードを掛け合わせた<ジョン ロブ>、アンライニングのホーウィン社製コードバンをまとった〈クロケット&ジョーンズ〉あたりはぜひチェックしたいところ。
 
アーカイブのビットローファーを復活させた<エンツォ ボナフェ>も見逃せない。2.4ミリという肉厚な銀付きスエードを仕立てたそのローファーのくったりとした表情は、これぞボナフェといった趣がある。



 

Photo:Tatsuya Ozawa,ISETAN MEN'S net
Text:Kei Takegawa

*価格はすべて、税込です。

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メンズ館地下1階=紳士靴
03-3352-1111(大代表)