<NOMOS GLUSHUTTE/ノモス グラスヒュッテ>



ムーブメントの製造からデザインまですべてを自社でまかなうマニファクチュールとして、存在感を高めるドイツの<ノモス グラスヒュッテ>。そのデザイン性の高さから、これまでさまざまなデザイン賞を受賞してきた。
今回、時計業界で最も権威ある賞ともされる、GPHG(ジュネーブ時計グランプリ)でチャレンジ賞を受賞した、2018年の新作「タンジェント アップデイト」をご紹介する。
「タンジェント ネオマティック 41 アップデート」
496,800円
SSケース:直径40.5mm、5気圧防水、自動巻、逆戻し可能な日付表示

<ノモス グラスヒュッテ>の顔ともいえる「タンジェント」を基に、薄型の自社製キャリバーの発展型である日付付きの“DUW6101”を用いて、外周部に日付を表示するという新たなデザイン。日付表示の斬新さだけでなく、操作面でも日付の早送り禁止時間帯の短縮、日付の逆戻しが可能であるなど、新たな機構が搭載されている。
「タンジェント」
259,200円
SSケース:直径35、3気圧防水、手巻

1992年より製造を続けているロングセラーモデル。青焼きを施した細いバトン針と、独特のアラビア数字のフォントの組み合わせにより、カジュアルにもフォーマルにも付けられるタイムピースだ。



GPHG授賞式にてプレゼンテーションするウヴェ・アーレントCEO


GPHG財団は、スイス時計産業の価値を世界的に広めていくことを目的として組織され、毎年12のカテゴリーで賞を授与している。現在はスイスだけでなく、ドイツや日本といった時計産業全体を対象として、数多くの有名メーカーがエントリーをしている。
今回、同ブランドが受賞したチャレンジ賞は、複雑機構を備えながらリーズナブルな価格のカテゴリーとして2018年から新設。今回のモデルは逆戻し可能な新しい日付機構と、薄型の自社製ムーブメントが評価されての受賞となった。


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