女性のデザイン目線にもマッチングする「マリッジリング」


田代 婚約指輪は甘んじて「女性への献上品」とする男性も、自分が身につけるブライダルリングはこだわりを発揮したいですね。

上野 本当にそう思っていただけると、お二人で選ぶデザインや価格帯などもグッと広がります。特に女性は、普段のオシャレともマッチさせたいという思いが強いので、ダイヤモンドや貴石を1石加えたり、様々なアレンジを望まれます。


田代 自分も仕事柄、スーツからカジュアルまで着るので、結婚指輪は「なるべく細くシンプルなもの」を選びました。女性はそこに自分なりのアレンジを加えたいのですね。

上野 今は、女性が社会で働いて、「自分が欲しいモノは自分で買う」という時代なので、共同作業のマリッジリング選びは、女性のリクエストを聞きつつ、お互いの意見を反映し合うのが間違いないと思います。

田代 それから、エンゲージメントリングやマリッジリングを買って終わりでは寂しいですよね。

上野 はい、「初めてジュエラーの高価なものを買う」という方が多いのがブライダル。昔はブランドの憧れが強く、そのブランドのアイコンや定番が人気でしたが、今はこだわりの強い女性が増えていて、「みんなが持っている“アレ”」ではなくて、「自分にフィットした“コレ”」という選び方が増えています。

田代 それはメンズ館のお客さまもそうです。

上野 ジュエラーの美しいブライダルリングを身につけたら、そのファーストジュエリーからファンになって、お二人のアニバーサリーに増やしていったり、バージョンアップするという楽しみ方に繋げていってください。


田代 記念日はつい忘れちゃうんですよね・・・(笑)。

上野 男性も大切なアニバーサリーは忘れずに(笑)。10年目、20年目、25年目、50年目の節目にはぜひ「男目線のジュエリー」を選んでプレゼントして、仲を深めあってほしいですね。

後編では、宝飾担当の上野が目の肥えたメンズ館の男性にも納得する、エンゲージメント&マリッジリングをセレクトしご紹介します!


*本記事文中の略号は以下のとおりです。
(SS=ステンレススティール、Ti=チタニウム、K18=ゴールドの品位(純度)が1000分の750(=純金をK24とした場合の75%)、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、PT=プラチナ)

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