2018.03.06 update

武骨さをそのままに経年変化を愉しむ──<WILDSWANS/ワイルドスワンズ>の語り尽くせぬ皮革愛(1/4)

世界に誇る技がある――イセタンメンズと、日本発のレザーグッズブランドを発信するTIME&EFFORTとのプロジェクト「IN THE CASE」。「日本の革小物の技術は世界一」というバイヤーの目を通して、全10ブランドの“特徴的な高い技術×希少素材や技巧”から生み出された「作品」といえる商品が揃う「ジャパンクラフツミュージアム」が3月7日(水)よりメンズ館1階=メンズアクセサリーで開催。
担当バイヤー曰く、「日本一マニアな顧客が多いレザーブランド」という<WILDSWANS/ワイルドスワンズ>からは、全11点の1点モノが登場。争奪戦必至の超貴重アイテムを、企画や生産管理とともに革の仕入れも担当する山田 豊氏が熱く解説する。

イベント情報

「ジャパンクラフツミュージアム」

□3月7日(水)~20日(火)
□メンズ館1階=メンズアクセサリー


ブランド20年の歴史とともにあった皮革を特別に商品化


世界的タンナーの最高クラスの革からエキゾチックレザーの希少皮革までを厳選し、長くお使いいただくために破損の少ない曲線を基調としたフォルムを重視する<ワイルドスワンズ>。“丈夫で長持ちする道具作り”を標榜し、上質な素材選び、劣化を未然に防ぐデザイン、丁寧な縫製・徹底的にこだわった仕上げの美しさは実に魅力的だ。


同ブランドの山田氏は、「肉厚で丸みを帯びたコバは徹底的に磨き抜かれ、旧式の足踏みミシンでゆっくり丁寧に仕上げられます」とその特徴を解説。今回の「ジャパンクラフツミュージアム」では、ブランド創設20周年を迎えた<ワイルドスワンズ>のアトリエにストックされていた希少な素材を使用した商品がラインナップする。

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