2018.01.14 update

＜ALMOSTBLACK/オールモストブラック＞｜詩人・北園克衛からインスピレーション得た最新コレクションは「バランスやボリュームが変化する服」

01.15 Mon -01.23 Tue: 伊勢丹新宿店メンズ館2階インターナショナルクリエーターズ

いま最も旬な東京ブランドの一つとして注目を集める＜ALMOSTBLACK/オールモストブラック＞の2018年春夏コレクションがメンズ館に到着。メンズ館2階＝インターナショナルクリエーターズでは、1月15日（月）より同23日（火）までの期間限定でプロモーションを開催する。

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「POST JAPONISM」をコンセプトに日本の美意識と世界のカルチャーを融合させた"新しく強いもの"を表現するデザイナー中嶋峻太と川瀬正輝の2人によって2015年に設立された＜オールモストブラック＞。古くは平安時代に武官たちが着た褐衣（かちえ）にまで遡り、のちに「勝ち」と結びついて縁起物になったという"褐色（＝黒く見えるほど深い藍色）"に由来するブランド名、そしてそこからヒントを得て日本人のスピリットを感じさせる"褐色服"を目指したコレクションを展開している。

左：コート 194,400円
右：ジャケット 129,600円、パンツ 51,840円

シャツ 45,360円

2018年春夏コレクションでは「PLASTIC.」をテーマに、言葉を絵画の素材のように扱って詩をつくり、オブジェを撮影した言葉の無い詩を生み出し、1978年、76歳で没する死の間際まで『VOU』という雑誌をただ1人で作り続けた詩人、北園克衛にフォーカス。リズムや意味を必要としない「詩のための装置」である"PLASTIC POEM"からインスピレーションを受けて制作されたコレクションは、ジップが多用され、開閉によってシルエットのバランスやボリュームが変化する服が特徴。ファッションの楽しさを改めて感じさせてくれるコレクションとなった。