時計が持つ本来の魅力とは――独自の世界観を表現する3人の独立時計師にクローズアップ(3/4)
- 12.26 Tue -01.16 Tue
- 伊勢丹新宿店 メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンス
時間を読むツールにとどまらない美しさと存在感を放つ<クドケ>
彫金師であり時計師であるステファン・クドケ氏。彼の作り出す作品は時計の土台部分を肉抜きしたスケルトン加工が特徴的ですが、時計のデザインからその加工まで一人で担っているため、多くの時計を製作することが出来ません。手仕事にこだわりひとつひとつの盤面を手彫りで行っているため、彫に深浅が生まれることにより、陰影のはっきりとした美しい作品に仕上がっています。
<KUDOKE/クドケ>
「HSR-1Ring」 972,000円
SSケース:直径42mm、5気圧防水、手巻
手仕事にこだわる<クドケ>ならではの芸術的かつ繊細なエングレービングが施されたスケルトンウオッチです。彼の拘りのひとつであるムーブメントは自社でローズゴールドメッキに。また、手焼きの美しいブルースチールの長短針を配し、外周部分にリングを配することで時刻の見やすさにも配慮した作りとなっています。NEXT>バランスのとれたデザインと機械式ならではのメカニズムを愉しむ<ハブリング2>