【インタビュー】<GUILD of crafts/ギルド・オブ・クラフツ>山口千尋|20年かけてたどり着いたプレタポルテが遂にローンチ(1/2)
<ギルド・オブ・クラフツ>
靴 各113,400円
創業して20年。〈ギルド・オブ・クラフツ〉がその歴史ではじめてグッドイヤーウェルト製法、すなわちマシンメイドのプレタポルテがローンチされた。
トウ・シェイプは創業ほどなくからつづくラウンドのG27で、デザインもやはり長い歴史を誇るストレートチップのブラッキーだ。アッパーはアノネイのボカル、ライニングはデュプイ、そしてソール周りはブランドにこだわらない良質なものを選んだ。イギリスの名門スプリングラインにオーダーした純正のシューツリーももれなくついてくる。
まさにビスポークと同クラスのスペック。鉄壁の陣容だ。自信の表れなのか、驚くべきはそのラインナップがブラックカーフのストレートチップ一型のみ、ということだ(木型はナローとワイドのふたつが用意される)。
「展開デザインを絞ればその分コストが抑えられる。おかげで妥協なくスペックを積み上げることができましたが、ストレートチップ一本で勝負した理由はそれだけではありません。まずはわれわれが完成させた木型を味わってもらいたい気持ちがあったのです。いや、むしろこの思いのほうが強かった」
NEXT>かつてない人由来の木型
- PREV
- 1 / 2
- NEXT