アイウエアを芸術品の域に 押し上げた伝説的ブランド

アイウエア、シューズにネクタイ…。 紳士の着こなしやライフスタイルの勘所だ。 つくり手の思いや息づかいが伝わってきそうな 自分のためだけに、大切にしまっておきたい余白。 時代が変わっても、そんなこだわりは捨てたくない。


<MATSUDA/マツダ>
アイウエア 各59,400円
■メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス


日本の伝説的なデザイナーのひとりである松田 光弘が1967年に設立したニコルは、ファッショ ン界だけでなく、アイウエアの歴史のなかにも大きな足 跡を残している。それが82年に海外向けコレクション として発表されたマツダである。

「究極のラグジュアリー・アイウエアブランド」と称され るマツダの特徴は、日本の職人の手による技術と、アセテート、チタニウム、ステンレス、スターリングシルバー、K18といった選び抜かれた素材がすべての製品に使用されていること。芸術品のような繊細な彫刻模様と、パーツの複雑さでも注目を浴び、1991年公開のアンドロイ ドと人間の死闘を描いたハリウッド映画などで使用さ れたことで、その名が一躍世界に知られることとなった。

2011年、アメリカのデザインチームによって生まれ変 わり、マツダが復活。アメリカのコミックヒーローを描 いた映画の3作目のなかで使われていたことから世界 中で人気が再燃中だ。風防付きのサングラスや艶消し のアイブロウタイプにも、マツダの40年の歴史を物語る 美しい彫金が施され、いまも日本の工房で労を惜しま ないものづくりが伝承されていることを証明している。


*価格はすべて、税込です。

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