【インタビュー】＜DEREK ROSE/デレク・ローズ＞サシャ・ローズ｜こだわり＝インテリジェントが随所に光る、英国発のコンフォートウエア
パジャマ、ナイトウェアで有名な英国ブランド＜デレク・ローズ＞が、3代目を継いだマネージング・ダイレクターのサシャ・ローズ（SACHA ROSE）氏によって、高品質な素材を用いたトータル・コンフォートウエアブランドへと成長。
ロンドンのセルフリッジやハロッズ、アメリカNYのバーグドルフ・グッドマンなど高級百貨店にコーナーを持ち、ピッティ・イマジネ・ウォモにもコンテンポラリーなルームウエアブランドとして出展し、メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下でも展開する同ブランドを、2003年からブランドビジネスに携わり、09年にTシャツをリリースして大ヒットさせたサシャ氏が紹介する。
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＜デレク・ローズ＞は、サシャ氏の祖父によって1926年に創業。「それから父が1953年に2代目となり、ファミリービジネスを確立するために、父の名前の＜デレク・ローズ＞をブランド名としました。2代目まではパジャマがメインでしたが、自分の代になってTシャツやガウンなどのルームウエアや下着までコレクションを広げました」とサシャ氏。
「＜デレク・ローズ＞のブランドコンセプトは、スマート・コンフォートです。コンセプトにはインテリジェント、リラックス、ラグジュアリーなどの意味が込められています」と解説する。
――ブランド名がお父さんの名前というのは驚きました。
父からビジネスで受け継いだのは、ブランド名のほかに、製品コンセプトをきちんと持ち、生地、デザイン、縫製までしっかりコントロールすること。そして、「家族を大切にする」という繋がりの大切さを学びました。それはビジネスにも通じていて、ロンドンのスタジオにいる十数名、英国の工場の30人ほど、チェコの工場にいる社員2人を含めて、大切なファミリーです。ロンドンのスタジオにはデザイナーが常駐し、オリジナル生地やプリントを製作しています。
――サシャさんの代になって、パジャマをベースに、ルームウエアやワンマイルウエアのようなアイテムにも注力されています。
2003年に会社を継いで、Tシャツは2009年に、アンダーウエア（下着）は2013年にスタートしました。下着を開発するのに約2年間ほどさまざまな調査を行い、「クラシックなボクサーショーツ*のフロントのボタンは、実は誰も留めないのではないか」という疑問から、＜デレク・ローズ＞では磁石を採用。磁石は縦には開きますが、横には開きません。
*伊勢丹新宿店メンズ館では、＜デレク ローズ＞のボクサーショーツ（トランクス）のお取り扱いはございません。予めご了承ください。
――そういう工夫や改良は常に考えているのですか。
もちろんです。シャツやパジャマのボタン穴は通常縦に開いていますが、＜デレク・ローズ＞のパジャマのボタン穴は、祖父の時代から寝ていて開かないよう横に開いています。現状に満足するのが一番怖いので、どうしたらより良いものができるか、常に考えています。
――パジャマは完成されたものというイメージがありますが、まだ改良の余地はありますか。
メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下で展開している、モダンフィットパジャマはシャツジャケットのような感覚で、アウターウエアとして羽織ることができ、さらにパーティーウエアとして着ることができるクラシックな殻を破ったアイテムとなっています。
――それは、「着る方が常識にとらわれない」ということも含めてですね。
そうですね。＜デレク・ローズ＞ではカシミヤ製のスウェットのセットアップも作っていますが、自分がジェントルマンズクラブでスカッシュやテニスを楽しんだあと、お茶や食事をするときに、スポーツメーカーのロゴ入りのスウェットは着たくないと、そういう思いから作りました。そうやって考えて、作って、実際に着用して、改良をしていきます。
――サシャさんは寝るときどんなパジャマですか。
面白い質問ですね。寝間着はとても多様化していますが、人生の約1/3は寝ている時間なので、とても大事だと思います。「パジャマのスイッチ効果」はご存知ですか。ストレスを抱えて仕事して帰宅して、パジャマやルームウエアに着替えると、スイッチがオフになってリラックスできるそうです。そのようにメンタルにも影響があるので、ぜひ＜デレク・ローズ＞のパジャマをご愛用ください。私はTシャツにパジャマのパンツで寝ています。
――では、日本のお客さまにメッセージを。
＜デレク・ローズ＞のベストセラーのTシャツは、しなやかな着心地が特徴で、3月上旬から展開予定です。パジャマで有名になったブランドですが、もっとユニークでパーソナルな商品を作っていきたいと思います。
*価格はすべて、税込です。
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お問い合わせ
メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下
03-3352-1111（大代表）
ロンドンのセルフリッジやハロッズ、アメリカNYのバーグドルフ・グッドマンなど高級百貨店にコーナーを持ち、ピッティ・イマジネ・ウォモにもコンテンポラリーなルームウエアブランドとして出展し、メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下でも展開する同ブランドを、2003年からブランドビジネスに携わり、09年にTシャツをリリースして大ヒットさせたサシャ氏が紹介する。
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ブランドのコンセプトは、スマート・コンフォート
＜デレク・ローズ＞は、サシャ氏の祖父によって1926年に創業。「それから父が1953年に2代目となり、ファミリービジネスを確立するために、父の名前の＜デレク・ローズ＞をブランド名としました。2代目まではパジャマがメインでしたが、自分の代になってTシャツやガウンなどのルームウエアや下着までコレクションを広げました」とサシャ氏。
「＜デレク・ローズ＞のブランドコンセプトは、スマート・コンフォートです。コンセプトにはインテリジェント、リラックス、ラグジュアリーなどの意味が込められています」と解説する。
サシャ氏が、父のデレク・ローズから受け継いだもの
――ブランド名がお父さんの名前というのは驚きました。
父からビジネスで受け継いだのは、ブランド名のほかに、製品コンセプトをきちんと持ち、生地、デザイン、縫製までしっかりコントロールすること。そして、「家族を大切にする」という繋がりの大切さを学びました。それはビジネスにも通じていて、ロンドンのスタジオにいる十数名、英国の工場の30人ほど、チェコの工場にいる社員2人を含めて、大切なファミリーです。ロンドンのスタジオにはデザイナーが常駐し、オリジナル生地やプリントを製作しています。
理にかなった工夫から生まれる快適さの追求
――サシャさんの代になって、パジャマをベースに、ルームウエアやワンマイルウエアのようなアイテムにも注力されています。
2003年に会社を継いで、Tシャツは2009年に、アンダーウエア（下着）は2013年にスタートしました。下着を開発するのに約2年間ほどさまざまな調査を行い、「クラシックなボクサーショーツ*のフロントのボタンは、実は誰も留めないのではないか」という疑問から、＜デレク・ローズ＞では磁石を採用。磁石は縦には開きますが、横には開きません。
*伊勢丹新宿店メンズ館では、＜デレク ローズ＞のボクサーショーツ（トランクス）のお取り扱いはございません。予めご了承ください。
*上記掲載のトランクスのお取り扱いはございません
――そういう工夫や改良は常に考えているのですか。
もちろんです。シャツやパジャマのボタン穴は通常縦に開いていますが、＜デレク・ローズ＞のパジャマのボタン穴は、祖父の時代から寝ていて開かないよう横に開いています。現状に満足するのが一番怖いので、どうしたらより良いものができるか、常に考えています。
――パジャマは完成されたものというイメージがありますが、まだ改良の余地はありますか。
メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下で展開している、モダンフィットパジャマはシャツジャケットのような感覚で、アウターウエアとして羽織ることができ、さらにパーティーウエアとして着ることができるクラシックな殻を破ったアイテムとなっています。
――それは、「着る方が常識にとらわれない」ということも含めてですね。
そうですね。＜デレク・ローズ＞ではカシミヤ製のスウェットのセットアップも作っていますが、自分がジェントルマンズクラブでスカッシュやテニスを楽しんだあと、お茶や食事をするときに、スポーツメーカーのロゴ入りのスウェットは着たくないと、そういう思いから作りました。そうやって考えて、作って、実際に着用して、改良をしていきます。
もっとユニークでパーソナルな商品を作りたい
――サシャさんは寝るときどんなパジャマですか。
面白い質問ですね。寝間着はとても多様化していますが、人生の約1/3は寝ている時間なので、とても大事だと思います。「パジャマのスイッチ効果」はご存知ですか。ストレスを抱えて仕事して帰宅して、パジャマやルームウエアに着替えると、スイッチがオフになってリラックスできるそうです。そのようにメンタルにも影響があるので、ぜひ＜デレク・ローズ＞のパジャマをご愛用ください。私はTシャツにパジャマのパンツで寝ています。
Tシャツ 14,040円
*3月上旬展開予定
――では、日本のお客さまにメッセージを。
＜デレク・ローズ＞のベストセラーのTシャツは、しなやかな着心地が特徴で、3月上旬から展開予定です。パジャマで有名になったブランドですが、もっとユニークでパーソナルな商品を作っていきたいと思います。
*価格はすべて、税込です。
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メンズ館地下1階＝肌着・ナイトウェア・靴下
03-3352-1111（大代表）
