島地直伝。葉巻の作法を教えます
さて、今日は女性のお客さまがいらっしゃいました。その女性がバーテンダーの島地さんにオーダーしたものは―――。
お客さま「葉巻を吸ってみたいのですが、おススメありますか?」
シマジ「お時間はどのぐらいですか?葉巻は吸ったことあるかな?」
お客さま「初めてで、島地さんに教えていただきたいのですがよろしいですか?」
シマジ「もちろんですよ!それなら、サロンドシマジオリジナルシガーがおすすめですよ。これはダビドフに言って巻いてもらっているんだ。こいつは初心者にもおススメだし、なんといっても値段わりにうまいんだ!」
お客さま「では、それでお願いします。」
シマジ「それでは、わたくしがカットと火をお付けいたしましょう」
と言って慣れた手つきでお客さま葉巻をお出ししました。
サロン ド シマジでは、葉巻・パイプ初心者の方にも優しくお教えいたします。初心者の方でなくても、火を島地さん自らお付けいたしております。
シマジ「ゆっくり、肺に入れずにふかすんだよ。そして、煙を味わってくれ。あ、そうそう、葉巻は女性とよく似ていて、放っておくと消えてしまうからな。」
そういって本日も葉巻のレクチャーをしておりました。
シマジ「あと、このシガーに巻いてあるリングはお財布とか身に着けているものに入れてくれ。そうするときっとあなたに幸運が訪れる。だから肌身離さず持っていてくれよな。」
サロンドシマジのオリジナルシガーにはサロン ド シマジのトレードマークのドクロが入ったリングが巻かれています。リングの色は5色ございます。さらに、葉巻用の灰皿も色々とあり、島地さんの小さな拘りが随所にございます。ぜひそういったところも楽しんで行ってくださいね。
シガーもウイスキーどちらにも共通するのは“香り”。シガーをくゆらしながら、相性の良い香りのウイスキーをオーダーする。なんて楽しみ方もいかがでしょうか?どちらも新しい発見があり、ますますサロンに足を運ばずにはいられないかもしれませんよ。
皆さまのご来店をお待ちいたしております。
今週の格言
葉巻と女性はよく似ている。放っておくと消えてしまう。
今週のお酒
クラガンモア12年
オールドパーのメイン原酒のひとつで、香り豊かでコクがあり、飲み口がやわらかなスペイサイド・モルトを代表するウイスキーです。しっかりとしたまろやかなボディ、強い麦芽の味、甘く木のようにスモーキーで、 白檀がほのかに香ります。モルトの感じよりも軽いスモーキーな味が強いですが、ほんのりと甘く女性の方にもおすすめです。
女性の方もこちらを飲みながら、ぜひ葉巻に挑戦してはいかがでしょうか?
島地勝彦
メンズ館8階=イセタンメンズレジデンス<サロン ド シマジ>のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田 錬三郎・今 東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。
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