JAPAN 靴博 2015|【インタビュー】あのワクワクを、もう一度 靴業界の未来を担う学生デザイナー(4/4)
- 10.28 Wed -11.10 Tue
- 伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴
足裏をくすぐったら植え替えてください(笑)ーー山口峻嗣
猪も出没する静岡の自然豊かな土地で生まれ育ちました。高校には自転車で50分かけてかよっていました。靴を勉強するために東京へ出てきて感じたのは、やっぱり緑が少ないということ。だから、緑をテーマにした靴がつくろうと考えました。
何枚かラフを描いているうちに浮かんだアイデアがソールの一部をくり抜いて、そこに苗を植えるというものでした。いうはやすしで、履物としての機能性能をクリアしつつアイデアをカタチにするのはほんとう、たいへんでした。2週間、授業ではずっと積み上げた木を削っていましたね。
もう少ししたらきれいな花が咲くはずです。え、花の名前? 忘れてしまいましたが…、雑草じゃありませんよ。
ずっとスポーツをやってきて、スポーツにまつわる仕事に就きたくてヒコに入学しました。頭にあったのはスパイクやスニーカーですが、革靴も奥深くて面白い。将来は一線を退いても家でひとり靴をつくっている、そんな人生が送れたらいいなぁと思っています。
左から桂殷虎さん、山口峻嗣さん、櫛野情園さん
今回選ばれた学生の作品。
左から、蒔田幸奈さんの「The vision of a dragonfly」、櫛野情園さんの「Stacking Sandals」
山口峻嗣さんの「緑靴~ryokuka~」、桂殷虎さんの「One step shoe」
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専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
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Text :Takegawa Kei
Photo : Fujii Taku
お問い合わせ
メンズ館地下1階=紳士靴
03-3352-1111(大代表)
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