数々の ビンテージスニーカー が並ぶ高円寺の 古着屋 に潜入!「大人の社会科見学」【 GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI】
今回大人の社会科見学クルー3人が訪れたのは、高円寺にあるアメリカのビンテージアイテムを中心に扱っている古着屋 SAFARI 1号店!
ミリタリー系、デニム、 スニーカーなど数々のアイテムが並ぶ1号店で「僕たちの今日の格好に合う、リアルに買えそうなビンテージスニーカー」を探しに訪問してきました!
SAFARI3号店店長の田島 佑介(たじま ゆうすけ)さんナビゲートのもと、アメリカヴィンテージものを熟知しているSAFARI 1号店スタッフ平山 竣也(ひらやま しゅんや)さんがヴィンテージスニーカーを選ぶ時の注目ポイントを解説してもらいます。
GUIDE編集長つちやが選ぶ、「30代で履くファーストコンバース」とは?
GUIDE編集長つちやが、<サンカッケー>デザイナー尾崎雄飛さんからビンテージスニーカーの魅力を指南してもらって以来、「欲しかった!」ビンテージスニーカー。「今日はマジで買いにきました!」と意気込みます。
つちやのような“アメリカ好き、王道&定番好き”なら一度は履いたことがあるであろう<CONVERSE/コンバース>のスニーカー。なんと「お持ちじゃない」事が判明し、一同<コンバース>「ALL STAR」、「JACK PURSELL」、「ONE STAR」が並ぶ棚へ直行。「チャレンジできるALL STAR」との、一期一会に期待します。
そんな つちやにスタッフの ひらやまさんがピックアップしたのは、“83カモ”と称されるカモフラージュ柄のスニーカー。「“83カモ”とは<コンバース>が1983年に最初の柄物として創られたカモフラージュ柄」という ひらやまさんの説明に、クルー一同感心。
ひらやま 「カモ柄は人気があって90年代にも復刻するんですが、83カモと90年代のものを比べると、83カモの方がトゥが小さくて、見た目もシュッとしています。また、サイドステッチが入っていると基本的に80年代より前のものだと分かります」
つちや「履いてみるとシュッとして見えますね。カモ柄なのにうるさくないし。状態も良い感じです。」
“スニーカー愛好家”ふしぬきの「ファーストビンテージスニーカー」はどれを選ぶ?
ひらやま 「<ヴァンズ>も<コンバース>と同じように、現行モデルと比べると、ビンテージの方がトゥが小さくて、とんがっている仕様になっていてるのでカッコイイと思います」
「何にでも合わせやすくて、履きやすい」<ヴァンズ>の黒のアナハイムシリーズなど普段よく履いているというふしぬきが選んだのは。ソールがエイジングして、アッパーがバーガンディーカラーの90年代の「AUTHENTIC」。
ふしぬき 「ソールがきれいに焼けて、年代を感じさせますが、珍しい色で、クッション性が良くて、履くとスタイリッシュですね」と、“いいとこ取り”に大満足!
たしろはコンバースALL STAR激似のアーミーシューズで、“新しいクセ”を定義!?
“クセあり”を探索中に目に留まったのが、1940年代~50年代頃のバスケットシューズ。
約70年前のバッシュー(ブランド不明)を手に取り、いきなり「トゥの感じと自分の髪型が似てません?(笑)」と、おおはしゃぎ!
<ナイキ>や<アディダス>、<コンバース>のパイソンのバッシューなど、ビンテージでしか出会えない数々の“クセあり”シューズを見つけながら、「これは面白い!」とチェックが入ったのが、米国軍のトレーニングシューズ。
たしろ 「コンバースのALL STARにそっくりですね!」
ひらやま 「70年代のアーミーシューズで、当時はいろいろなブランドが出していました。PF INDUSTRIES製やMINER INDUSTRIES製、コンバース製もあります。それぞれソールの作りが違ったり、ヒモが違ったりしています」
たしろ 「これは、真っ白で良い感じですね」と言いながら1足えらび試着へ……。
たしろは、「履いてみると不思議なカタチですが、立体感が良くて、白スニなのに野暮ったくない」と、最近のレザースニーカーと比べてこのくらいがちょうどいい!と絶賛。
クルー3人がRUNWEYのお供に選んだのは、“シュッとした顔つきのビンテージ”。
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Text:Makoto Kajii
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