“福島コットン”で地域創生を応援！南祐太氏が手掛ける＜エムドットイーナミ＞の新たな取り組み。
- 04.12 Wed -04.18 Tue
- 伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・セーター・シーズン雑貨
ビスポークシャツ職人である南祐太氏が手掛ける新ライン＜M.INAMI/エムドットイーナミ＞。持続可能なモノ作りと、自然と共存し豊かに暮らせる社会環境を目指して「心地よく暮らす」ことをテーマにしたアイテムを提案しています。
4月12日(水)～4月18日(火)の期間、伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・セーター・シーズン雑貨では、日本人の体型に合わせた仕立てに定評のある＜ミナミシャツ＞のエッセンスを踏襲しつつ、より力の抜けた＜エムドットイーナミ＞のリラクシングウェアが登場。南氏が福島県南相馬市で目の当たりにした地域創生、環境問題をきっかけに生まれたウェアをご紹介します。
地域創生や環境保全を意識したきっかけ
＜エムドットイーナミ＞代表の南氏は、知り合いの生地屋さんが開催していたコットン栽培イベントに参加したことをきっかけに、福島県南相馬市でオーガニックコットンの栽培を行っていることを知りました。実際に農家の方の話しを聞き、同地の畑に行って作業を行う中で、東日本大震災から復興しようとする地元農家の方々の現実を知ることとなります。
地元の方からすると、復興に向けてまだ道半ば。
地元以外の方からすると、震災からもう10年。
時間が経てば解決することと、そうではない事がある。
そんな中でブランドを通して何か出来ないかと考え「MS COTTON PROJECT〜エムエスコットンプロジェクト〜」*を発足。農家の方と共に南相馬市でのコットン栽培をスタートさせました。
*MSは南相馬の頭文字をとった略称。
＜エムドットイーナミ＞と“福島コットン”の取り組み
福島県南相馬市小高区の「井田川」地区は、震災の津波によって浸水し全てが流されました。その土地を元に戻すため、農家の方は「塩を吸い上げ、元の土に戻す」というコットンの力を信じてコットンを栽培します。“育たなくても当たり前”の荒れ果てた土地でコットンを栽培することは、農家の方にとって復興のシンボルでもありました。
そこでできた“福島コットン”とアルティメイトピマコットンを混紡して完成したのが、今回ご紹介するスウェットパーカとパンツ。無染色で仕上げたナチュラルなテイストのセットアップは、美しいシルエットと着心地の良さも魅力です。さらにプロモーション期間中は、ペットボトルからリサイクルした再生ポリエステルを使用したシャツもご紹介します。トレンドのオーバーサイズで仕立てたシャツはとろみのある風合いで、やわらかな着心地です。
＜エムドットイーナミ＞と“福島コットン”の取り組みはこれからも続きます。南氏は「コットンを通じて福島の今を知ってもらいたい。そして福島の地で栽培されたコットンで作ったアイテムを取り入れて“心地良く暮らす”生活をしてもらいたい。」といいます。
4月16日(日)は南氏が店頭に来店するので、“福島コットン”への想いや「羊」をテーマにした次回アイテムの予定など、直接話しが伺える機会となるのでお楽しみに。
- 開催期間：4月12日(水)～4月18日(火)
- 開催場所：伊勢丹新宿店 メンズ館5階 シャツ・ネクタイ・セーター・シーズン雑貨
- 来店日時：4月16日(日) 午前10時～午後7時
Text：ISETAN MEN‘S net
＊価格はすべて、税込です。
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