2020.12.25 update

今からはじめる三越伊勢丹の「ふるさと納税」。伊勢丹メンズ・バイヤーが選んだ、こだわりの返礼品とは?


「ふるさと納税」は一度試すと、翌年もリピートしたいという人が9割以上という人気の高い制度だ。三越伊勢丹ふるさと納税では百貨店ならではの返礼品を用意。年末のこの時期、三越伊勢丹各店では特別カウンターを設置して「ふるさと納税」をサポートしている。そこで今回は、すでに利用している人はもちろん、これから利用したいと考えている三越伊勢丹社員に集まってもらい、返礼品カタログを眺めながら話を聞くことにした。



「ふるさと納税」は誰でも気軽に利用できる制度


自分が選んだ地方自治体に寄附すると、返礼品が贈られてくる「ふるさと納税」。返礼品には、地元の特産品や名産品が用意されているが、三越伊勢丹の「ふるさと納税」WEBサイトでは、ほかではちょっと手に入らない特別な返礼品も用意されていることをご存じだろうか。そこで今回、ふるさと納税のスペシャリストと共に、すでに利用している人や、これからトライしようと興味津々の人など、伊勢丹メンズのバイヤー諸氏に集まってもらった。

左から、
関 有紀子
三越伊勢丹ふるさと納税 PR
宮下創太 伊勢丹新宿店メンズ館 フロアマネージャー
植松義雄 伊勢丹新宿店メンズ館 バイヤー
柴田信友 伊勢丹新宿店メンズ館 チーフバイヤー


チーフバイヤーの柴田は、以前から「ふるさと納税」を利用しており、これまで特産品の魚介類や季節の果物など、さまざまな返礼品を家族で楽しんでいる。返礼品は日々追加されるため、新しい返礼品を楽しみにしながらも、最近では寄附先の選び方に変化が見られるそうだ。売場マネージャーの宮下は、通販感覚でできる「ふるさと納税」に興味津々。しかしバイヤーの植松は、興味ありながらも一歩踏み出せない理由もあるのだそう。

そこで今回、三越伊勢丹ふるさと納税担当の関を交え、充実した返礼品を選んでみることからはじめてみた。



:みなさん「ふるさと納税」はご存じですか。
宮下:今、すごく興味あるところです。
柴田:何年か前から利用しています。一度やってみたら、とても便利だし、お得感があるので、毎年利用させてもらっています。
植松:「納税」って聞くと、何やら申請書類を書いたり提出したり、面倒な手続きが必要そうで、なんとなく手を出しにくいんですよね。


柴田:私も最初はそうだったのですが、数万円程度なら面倒な手続きもいらないし、地方の珍しい特産品を通販する感覚で利用できるよ。
:会社員の場合、マイナンバーカードのコピーやそれに準ずる本人確認書類を添付した申請書の提出ぐらいで、面倒な手続きはほとんどありません。WEB上でも簡単に手続きできるんです。不安な方にはこの年末、三越伊勢丹各店に店頭カウンターを設置して、会員登録から返礼品のご相談、お申し込みまでをお手伝させていただいているんです。
植松:それって、我々も利用してもいいものなんですか?
:もちろんです。家族構成や所得によって上限額が異なりますが、寄附した金額のうち、2千円を除いた金額は翌年6月以降の住民税から控除されるんです。
宮下:僕はまだ20代で、納税額もたいしたことないけど、それでもいいんですか?
:会社員・自営業者など、税金を納めている人ならどなたも利用できます。
柴田:一度試してみると、すごく簡単。応援したい自治体に寄附すると、その土地の名産品や特産品が返礼品として贈られてくるんだけど、これがバラエティに富んでいて、通販サイトとして見るだけでも楽しいよね。
:三越伊勢丹ふるさと納税のWEBサイトでは、4,000点以上の返礼品を掲載しています。ご家族でカタログギフトを選ぶみたいに利用していただければと思います。


植松:ホントだ。こんなにあるんだ。いまの時季らしく、カニとか果物とかはよさそうですね。
:返礼品は季節ごと様々で、春には春らしい返礼品が並ぶんですよ。
植松:そうか、ふるさと納税はいつ利用してもいいってことなんですね。
:はい、1年間いつでも。旬を楽しむためだけではなく、返礼品が届く時期を分散させるために、年間計画を立てる方もいらっしゃいます。
柴田:送り先も選べるから、自分用だけでなく、実家の両親に贈ることもできるんですよね。
:いまの時季ならお歳暮代わりにご利用される方もいらっしゃいます。地域に根ざした三越伊勢丹ならではの、百貨店基準でこだわった返礼品が揃っているのは魅力的ではないでしょうか。
宮下:美味しそうなものが多いですね。じつは今年、外出自粛期間中に地方のお取り寄せにハマりまして(笑)。美味しいものを取り寄せるついでに、その地方を応援できるなら、ぜひやってみたいですね。
柴田:北海道釧路市の「特選鮭木箱詰め 時知らず1本姿切り」なんて、あるんですね。これはぜひとも寄附しなきゃって気になるよね(笑)。


宮下:いま見たら以前、通販で購入したモノが返礼品にあるんですよ。富山県魚津市のハマオカ海の幸の「ほたるいか素干し」は、ホントに美味しいんです。リピートしようと思っていたので、今度はついでに寄附しようと思います。


:特産品は、通販やお取り寄せがお好きな方には、ぜひおすすめです。三越伊勢丹ふるさと納税のWEBサイトでは、季節ごと、テーマごとの特集もありますので、いつ見ても何かしら気になる返礼品と出会えるはずです。とくに「三越伊勢丹選定」と記載のある返礼品は、特別に用意していただいた一品をご用意しています。
宮下
:僕は福岡県の出身なので、九州地方には郷土愛を感じます。子どもの頃から慣れ親しんだ明太子などの地元の名産品、意外と知らなかった工芸品の数々を改めて知ることができたり、サイトを見てみるだけでも面白いです。
柴田:工芸品や旅行チケットなんていうカテゴリーもあるんですね。山形県米沢市の上杉伯爵邸のお食事券とかもいいですね。
:返礼品は食品だけではありません。千葉県大網白里市には地元の老舗スガハラさんのタンブラーセットや、埼玉県三芳町にはエレキギター、山形県新庄市には新喜皮革さんのコードバンを使った革財布があったりもするんです。

 


「ふるさと」だけでなく思い出の旅先など寄附先の選び方も様々




植松:でも納税って、自分が住んでる地域のためにするものだと思ってたので、縁もゆかりもない土地に寄附するのは、正直ためらいもあるんです。
宮下:自分の出身地や、学生時代を過ごした町に寄附するっていうのはどうですか?
植松:生まれも育ちも東京なんだよね。地元が大好きなので。
柴田:私は将来、退職後のセカンドライフで田舎暮らしをしたいと思っているんです。いくつか候補地をピックアップして寄附することで、いつの日かお世話になる自治体を探しつつ応援することにしました。
:モノからその地域を知るきっかけを見出す方もいれば、モノより地域で選ぶほうが、選びやすいという方もいるかもしれませんね。応援しているスポーツチームの地元とか、旅先の思い出深い土地だったりというのもきっかけになると思います。


柴田:ふるさと納税のコンセプトって、都市部に集中しがちな税収をいかに地方に分配するかという考え方だと思うんです。私もはじめは「家族で楽しめる美味しい返礼品」が目的だったけど、最近は目線が変わってきて、この町いいなぁと思って返礼品を調べてみて、その土地の特産品を知ることで、さらに興味が湧くという選び方をしています。
植松:そうか、モノを選んでから寄附するという順序だから、なんか違和感があったのかも。
宮下:調べてみると、すごく奥深い。いろんな応援の仕方がありますね。
植松:なるほど。去年、プライベートで中国地方をぐるりと旅行してきたのですが、すごくよかったので、思い返すつもりで探してみようかな。

 

Photo:Natsuko Okada
Text:Yasuyuki Ikeda

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