エレガントな香りを纏って舞い降りた男の定番
ドレスからカジュアルまでメイド・イン・ジャパンの洋服を追求するファッションブランド<cantate/カンタータ>。2015年にデザイナー松島紳が立ち上げて以来、日本最高峰の機屋や工場と直接コンタクトを取りながら生み出される、レベルの高いデザイン、素材、縫製は業界でも高く評価されている。
ラインナップは、ドレッシーなコートやジャケット、パンツ、シャツをはじめ、ミリタリーウェアやデニムを独自の解釈でアレンジしたウェアと実に幅広い。
この秋、伊勢丹メンズ館では、定番のナイロン系フライトブルゾン「MA-1」の別注を依頼した。オリジナルディテイルを踏襲しつつ、機能的でタフでありながら、エレガントさも備える実に見事なアウターに仕上がっている。
MA-1は、米軍により1940年代に開発が始まり、数々のデザイン・ディテイル変遷を経て、最終形に落ち着いたのが50年代。映画『ハンター』でスティーブ・マックイーンが着用して、その渋い着こなしが世界中で話題となった。
<カンタータ>のMA-1は、レディースのみで展開するものを、本企画のためにメンズ用にリサイズ。アウターシェルには耐熱性と機械的強度に優れた「66ナイロン」を採用し、密度の高いナイロン特有の光沢感と適度な張りが、無骨であるはずのジャケットに美しい艶をもたらし、気品さえもプラスした。
また、ライナーには希少なトップグレードのシルク毛布を袖裏までたっぷりと贅沢に使用。もともと寝具として開発された生地なので、暖かいのに加え、軽くて柔らかくて、肌触りも極上だ。
無駄のないハードな外見に対して、一度袖を通したら脱ぐのをためらうほどの優しいぬくもりを伝える着心地――これぞ現代のラグジュアリーウエアの到達点の一つだと断言できる。
*価格はすべて、税込です。
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