選んだ人

田代 径大

『イセタンメンズネット』編集長。入社より9年間、紳士靴を担当し、販売や買付を経験。ビスポークシューズからスニーカーまで幅広く精通する。座右の銘は“靴は料理と同じように気分で履き分けるべし”。

私にとって靴は「装いに合わせて、着地を決める〆のアイテム」だと思っています。例えば、「月曜から金曜までスーツしか着ないビジネスマン」と想定したときの3足は、自分なりのこだわりを持ちつつ、場に溶け込めるものが最良と考えます。特に30代はしっかりしたスーツを着ることが大切なので、悪目立ちせず、シンプルなデザインで、緊張感が保てる靴が必須です。


1.MADRAS

 


<マドラス>シューズ 36,720円
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まず何より必要なのが、黒の内羽根のストレートチップ。これは履く頻度が高いので、グッドイヤーウエルト製法の<madras/マドラス>のものをチョイス。セミスクエアトゥのスタイリッシュな一足で、ソールはラバー。磨いて楽しめる靴です。
 


2.REBLOS 

 

<レブロス>シューズ 41,040円

黒に近い焦げ茶(ダークブラウン)も一足持っていたい靴。ネイビースーツに履くと柔らかさを演出でき、遠目には黒に見えるので、ベルトやビジネスバッグは黒でもOKです。<REBLOS/レブロス>のこの靴はすっきりしたキャップトゥで、革底仕様。マッケイ製法なので、グッドイヤーとは違った履き心地が楽しめます。


3.Run Walk

 

<ランウォーク>シューズ 28,080円

そして最後の一足は、歩きやすさを重視し、外羽根でムレにくい<RUNWALK/ランウォーク>の機能性シューズを。雨の日にもしっかり対応できるゴアテックスを搭載し、1足あると重宝します。以上の3足で税抜10万円以内。この3足があれば戦いきれると思います。

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