デザイナー尾崎雄飛さんと歩く「秋のメンズ館」#3|男の定番品から最先端のものまで安心して買い物が出来る場所(1/3)
尾崎雄飛|Yuhi Ozaki
1980年、愛知県生まれ。2001年より大手セレクトショップのバイヤーとして勤務後、07年に<フィルメランジェ>を立ち上げる。11年に独立し、フリーランスのデザイナーとして様々なブランドのデザインやディレクションを手がけた後、12年に自身のブランド<SUN/kakke/サンカッケー>をスタート。ノンジャンルな作風でコアなファンを獲得している。http://sunkakke.jp/
「買おうと思うモノが絶対置いてある」ことの安心感
1階=ドレスシャツ・ネクタイには、<ルイジ ボレッリ>のドレスシャツ、<デンツ>のグローブ、<ボルサリーノ>のハットなど、これでもかってくらいに男が憧れる世界の名品が揃っていて、見ているだけで痺れます。
最近、こうした当たり前に置いてあって欲しいアイテムを、置かなくなったお店が増えた気がしてて…。
▶<デンツ>のベグローブを使った尾崎流ミックスコーデを見る
また、シーズン色の強い小物を見ると、色や素材などで季節の移り変わりや最新トレンドを強く感じますね。秋は着こなしに黄色を差すのが好きで、<デンツ>のペッカリーグローブはポケットに入れておくだけも季節感が楽しめます。黄色は黒に合わせてもブラウン系に合わせても素敵です。
地下1階の靴下売り場も好きで、よく買いに来ます。靴下を買いに来るたびに思うのは、メンズ館はちゃんと「ロングホーズ」を置いてくれていることが何よりうれしい。僕は今日もウエスタンブーツにホーズという訳の分からない合わせをしていますが(笑)、ホーズはよく履きます。
メンズ館を巡ってみると、男が定期的に必要だと思うモノが絶対置いてあるし、品質も安心できる。若い人にとっても「基本アイテム」はとても大事だし、メンズ館にとってもお客さまを育てられるチャンスだと思う。ホーズはそういう象徴的なモノだと思いますね。
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