【特集】機能別で選ぶ"旅のパートナー"、スタイリストが選ぶ「スーツケース4選」
国内＆海外旅行や実家への帰省、ビジネストリップなど、夏は移動の季節であり、そんな旅の目的に合わせて選びたいのがトラベルキャリーだ。今回は、本館地下1階＝旅行鞄から「より快適に移動できて、スマートに旅が楽しめる」をテーマに、スーツケースを4つのキーワードから厳選。読めば納得のベストチョイスへの近道だ。
担当スタイリストの右田
サイズでお悩みなら、「1泊10L（リットル）」を目安に
昨今、旅の相棒として「ボストンバッグより、車輪付きのスーツケースを」と選ぶお客さまが増えてきたというのは、担当スタイリストの右田。スーツケースはアフターケアなど保証が付くものが多く、安心して購入されていく方が多いのだそう。
また、国内旅行やビジネス出張などは“機内持込サイズ”で探される方が多いが、家族での海外旅行だと“一家に一つ、大きなスーツケースを"と選ばれる方もちらほら。航空会社は預かり荷物の重量にはシビアなので、“スーツケースはなるべく軽く”という方も多いのだそう。サイズでお悩みなら、まず旅行日数×1泊10リットルを目安にするのをお薦めする。
「軽さ」で選んだのは、指一本で持てる軽さを誇るロングセラーモデル
＜サムソナイト＞
「コスモライト スピナー75」77,760円
（51x75x31cm/2.6kg/94L）
「軽さ重視」で選ばれるのが、＜SAMSONITE/サムソナイト＞の今年10年目を迎える「コスモライト」シリーズ。ボディには、＜サムソナイト＞が独自に開発した特許素材「Curv（カーヴ）」を使用し、衝撃や歪みに対して優れた耐性を持ちながら“指一本で持てる軽さ”を実現。貝殻（シェル）モチーフの独創的なデザインは女性からも人気で、「この形と独特のカラーリングはターンテーブルで見つけやすい」のもポイントだ。
「とにかく軽くて強くて、女性の海外旅行にもお薦めしています」と右田。内装は無駄のない作りで、大きめの荷物を押さえるクロスバンドや小物入れなど、シンプルさが際立つ。
「ファッション性」で選んだのは、 大人の優雅な旅に似合うデザインキャリー
＜ファブリカ ペレッテリエ ミラノ＞
「バンクトランク」248,400円
（42.5x75.5x36.5cm/7.6kg/96L）
「デザイン性が高く、人とは違う個性を出したい」という方が選ぶのが、イタリアのハードケースメーカー＜FPM/ファブリカ ペレッテリエ ミラノ＞のアイコンシリーズ「バンク」。ボディはアルミニウム製で、トップとサイドに付いているハンドルは日本の技術で作られ、イタリアンレザーでカバーしている。
高いデザイン性が気に入って、家の靴箱で使っているという男性もいるほど、スタイリッシュなトラベルキャリーは、レトロフューチャーな雰囲気が魅力。列車やクルマでの大人の優雅な旅にぴったりだ。
また、カギのデザインと仕様も特殊で、二重車輪のウィールもとてもスムーズ。内装は、外側のハンドルと同じコニャック色のイタリアンレザーを使用し、細部までこだわりがぎっしり詰まっている。美しい外観とタフな安全性は一見の価値ありだ。
「収納力」で選んだのは、収納の小技が効いている、旅のクローゼット
＜トゥミ＞
「アルファ2」108,000円
（35.5x56x23～28cm/4.9kg/30L）
「ビジネスマンがこだわる収納力」にピッタリ合致するのが、＜TUMI/トゥミ＞の「アルファ2」シリーズ。コンパクト＆スリムサイズで拡張機能付きの4ウィールという機能性も抜群で、短期の出張や旅行が多いジェットセッターご用達。
ビジネスパーソンに支持される収納のポイントはスーツなど衣類の収まり。このキャリーは内部にスーツ収納スペースを装備し、スーツ用の専用ガーメント（ハンガー別売）でスーツを2着、3つ折り収納が可能。マチ幅が約5cm拡張できるので荷物が多くなっても安心だ。
また、前ポケットが充実し、前ファスナーで直接中に収納ができるので、荷物の出し入れがとても楽。ラゲージ本体の耐久性を高めるコーナーキャップが精悍な顔つきに個性を加えている。
「操作性」で選んだのは、移動時に役立つストッパー付きの機能派ケース
＜プロテカ＞
「スタリアVスケール」 68,040円
（内寸64x50x34cm、外寸：69×54×34/5.0kg/100L）
100リットル＝10泊前後の大容量を誇りながら、安定感ある四角いフォルムに、手元で簡単に操作できるキャスターストッパー付き。さらに重量計測機能まで付いた高機能トラベルキャリーが＜ProtecA/プロテカ＞の「スタリアVスケール」シリーズだ。「リゾートへ家族で遊びに行くのにこれ一つ」という方や、「子どものホームステイ用に」と購入されていく方もいるとかいないとか…。
「重量計測機能は、荷物を詰めて搭乗チェック前に重量が量れるので、超過料金を防ぐのに役立ちます」と右田。フォルムも高さを抑えながら厚みがあるので、靴箱などをすっきり収められると男性も好評だ。
また、内装は両側にメッシュ素材の仕切りがあり、シンプルですがしっかり収まる。
*価格はすべて、税込です。
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本館地下1階＝旅行鞄
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