装いの仕上げにポケットチーフを!基本の挿し方からカラーや柄の選び方を指南(1/4)
「朝、シャツを着て、ネクタイを締めて、スーツを着て、最後の仕上げがポケットチーフ。TVホールドで挿すと気持ちのスイッチが入るので、仕事のときのルーティンになっています」というのは、メンズ館5階=ビジネスクロージングのアシスタントバイヤー羽鳥。メンズ館1階でスタイリストをモデルに実践も見せます。
「ネクタイを締める、次にチーフを挿す」ことを意識=クセづける
入社したときに先輩から言われたのが、「ポケットチーフぐらい挿しなさい」でした。まだスーツも着慣れていなかったので、「ポケットチーフってなに?なぜ挿すの?」という感じでしたが、先輩を見て、おしゃれでカッコイイなと思い、言われるままに挿しはじめました。
自分のスーツスタイルが出来上がるにつれて、TPOにあわせて挿し方を変える意識も出てきました。3月まで店頭にいたので、オーダースーツを仕立てられたお客さまにポケットチーフをお薦めすると、「そこまで気を遣うとキザじゃない?」とよく言われました(苦笑)。
“チーフを挿す=気を遣う”というのは、敷居が高く感じているお客さまが多くいらっしゃるのがわかりました。でも、“ネクタイを締める、次にチーフを挿す”をセットにすれば、それほど難しいものではないはずです。
ポケットチーフはスーツスタイルのVゾーンの一環であり、締めのアイテムだと思っています。最初はまわりの目を意識してしまいがちですが、チーフで飾った胸を張って、堂々と仕事をしてください。オンタイムはTVホールドで、退社して会食や飲みのときはちょっと崩して…。と使い分けられれば、もうあなたのものです。
さぁ実践!すぐに使える3つのスタイルを解説
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