バイヤーが選ぶ<ディアドラ>の「この1足」
宮下 30代の田畑さんはどれを選びますか?
田畑 5年ほど前に購入した<ディアドラ>の一足を今でもときどき履きますが、トレンドに左右されず履けるのはこのブランドの大きな魅力。30代になって着こなしも変わってきたので、次に買うスニーカーは足元のグレードを上げたい。
宮下 なるほど。素材感などはもちろん、履き心地などもポイントになりますね。
スニーカー「TRIDENT 90 NYL」 32,400円
田畑 自分が選んだのは、イタリア製のモデル「TRIDENT 90 NYL」。とにかく革の質が良いのと、アッパーの返りが柔らかくて履き心地が良い。全体のホールド感も高いので、がっちり足を守ってもらえる感覚は特筆もの。
福田 確かにこのモデルは、普段レザーシューズを履いている人も、革靴に近い感じで履けるね。
田畑 そうなんです。ソールがしっかりしていて適度に硬いので、グッドイヤーのような感じでガンガン履いても大丈夫。
福田 ピッティの会場でも多くの人が履いているのが、履き心地の良さを証明している。
宮下 福田さんはどの1足を選ばれますか?
スニーカー「equipe sw」 24,300円
福田 僕は一番ベーシックな「equipe sw」がいい。40代になって着る服の色がネイビー、黒、白に落ち着いてきたので、ネイビーのスニーカーが欲しい。この「equipe sw 12」は、キャンバス素材とスペシャルなストーンウォッシュ加工を施したスエードによって、他では見つからない深みのあるネイビーになっている。
田畑 確かに往年のランニングシューズのアッパーデザインに、洗いがかかっているネイビーは“藍に近い紺”で、足元を締めてくれます。
福田 今シーズンなら、シアサッカーのセットアップのきれいなテーパードパンツに合わせたい。
田畑 スポーツ・コンフォートな機能性素材のセットアップにもピッタリです。
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