ICカードなどの普及により、財布に入れる中身が変わってきたという昨今、「ネックウォレット」は普段使いのセカンドウォレットとして、あるいは、日常的に必要なキャッシュやカードをネックレスのように提げて、アクセサリーとしても楽しむ新発想ウォレットだ。
また、女性にはショルダーに提げる、いわゆる見せ財布というものがあるが、ネックウォレットは、「男性にももっと財布を楽しく自由にファッションのコーディネートの一つ」として使ってほしいという提案も込められている。メンズ館では1階=メンズアクセサリーで取り扱う。
<パトリックステファン>
ネックウォレット 22,680円
(10×7cm、11×7cm)
■メンズ館1階=メンズアクセサリー
両手が空いているというのは、都会で生活する一つの条件
通勤のときは<マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン×イーストパック>のバックパックを2年ほど使っています。PCが収納できるクッション性と収納スペースがあること、両手が空くことで気に入っています。両手が空いていると、買いものをしていて商品をすぐ手に取りやすいし、駅の改札でICカードが取り出しやすいなど、利点は多いと思います。
また、自分は趣味でバスケットボールをやっていて、ボール、シューズ、ウエアなどを全部入れて持ち運べる<ゴーシャ ラブチンスキー×カッパ>のバックパックも使っています。黒のポリエステル製のボディには、チーム名をロシア語にして、ペンキでハンドペイントを加えました。
ネックウォレットのようなアイテムは、自分が担当するメンズ館2階でも、いくつかのブランドがアクセサリー感覚+実用性のある小物をコーディネートアイテムとして展開していて注目しています。着こなしでアクセントが足りないときに首から下げてポイントにするのは、春夏シーズンにぴったりですね。
点が面になって新しいトレンドが広がっていく
ブランド×ブランドのコラボレーションはトレンドをリードするものですが、自分が着ている<トーガ ビリリース>のようなレザーライダースとトレンチコートのドッキングしたようなアイテムや、異素材のミックスなどの異質な掛け合わせも注目されて、新しいデザインの潮流を生み出します。
ネックウォレットも、ネックレス×キーケース&ウォレットという組み合わせによって新しいアイテムとして生まれてきて、たとえば味気ないIDケースと合わせて首から掛けることでデザイン性が加わって、スタイリングも楽しめるはず。ファッションがメンズやウィメンズの垣根を越えてユニセックスになってきている今、男女共用で使える小物アイテムは注目していいと思います。
<マニウノ>
ネックウォレット 21,600円(16×9.5cm)
<パトリックステファン>
ネックウォレット 22,680円
(10×7cm、11×7cm)
■メンズ館1階=メンズアクセサリー
今は一つのブランドや1アイテムでトレンドを創り出すのはなかなか困難ですが、一つの点が波紋のように広がって面になって旬になっていきます。春夏は、開襟シャツやアロハシャツなど胸元が開いたシャツがトレンドに浮上してくるので、ネックウォレットをスタイリングによって使い分けるのはとても楽しいと思います。
*価格はすべて、税込です。
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