2018.04.13 update

<Nigel Cabourn/ナイジェル・ケーボン>×<タイメックス>のコラボウオッチ「ナムウォッチ」が登場

今年でデザイナー活動50周年を迎えるナイジェル・ケーボンが、2018年春夏コレクションのインスプレーションにしているのは1960~70年代のベトナム。ブランドが得意とするビンテージミリタリーを軸に反戦の意味も込めたコラボレーション、<Nigel Cabourn/ナイジェル・ケーボン> × <TIMEX/タイメックス>のコラボウオッチ「NAM WATCH(ナムウォッチ)」が、メンズ館7階=オーセンティック カジュアルに登場した。3月上旬に発売され、瞬く間に完売を記録した同アイテム。追加販売が決定し、現在メンズ館7階と伊勢丹オンラインストアにて展開中だ。



<ナイジェル・ケーボン×タイメックス>
「ナムウォッチ」24,840円
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ナイジェルがデザインに従事し始めたころのベトナム 


ナイジェルがデザインに従事し始めたころ、イギリスから遠く離れたベトナムは正に戦争の最中だった――<ナイジェル・ケーボン>2018年春夏コレクションは、「Whatever Happened to Sean Flynn」というテーマのもと、ベトナム戦争中に活躍した戦場カメラマンのショーン・フリン(SEAN FLYNN)にインスピレーションを得ている。

コレクションでは、当時のフラワーパワーなどに代表されるムーブメントや出来事など、そのときにあったものを現代に昇華して提案。カモフラ柄やカーキをメインカラーに、ミリタリージャケットなどのミリタリーウエアがもつ機能性とそれがもたらす美学を追求している。


ベストセラーモデル「Camper」をベースにしたコラボレーション

 

ミリタリーウオッチというカテゴリーの先駆者であり、実際に米軍の要請を受けて初めて1917年に米軍最初期のミリタリーウオッチ「Midget」の開発を手がけたのが<タイメックス>だ。

160年以上の歴史を有するアメリカのウオッチブランドだが、「世界の3人に1人が持っている」と言われる民主性と、誰にでも似合う汎用性の高さ、そして長い歴史があるからこそ生まれる価値により、カジュアルウオッチのスタンダードとして世界中で愛されている。

<タイメックス>は、ベトナム戦争では戦地での修理や交換を必要としない「ディスポーザブルウオッチ」を開発、米国政府が買い上げて米軍兵に支給された。この時計はのちに「Camper」という名称で民生品として販売され、その実用性の高さから今日まで続くベストセラーとなっている。

現代においても“実用時計の頂点”あるいは“究極のベーシック”として広くその存在が認められている「Camper」をベースにしたコラボレーションウオッチ「ナムウォッチ」は、男の定番であり、時代性を超える勲章でもある。

*価格はすべて税込です

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