鵜篭威行(2005年入社 伊勢丹新宿店 イセタン スポーツゲート アシスタントセールスマネージャー)
三越伊勢丹駅伝競走部所属。地元の上尾シティマラソンへの出場をきっかけに、ランニングの楽しさに目覚め、ランニング歴約10年。
日々練習を行う傍ら、大会にも出場している。
箱根駅伝が全国的な人気スポーツコンテンツになった理由
鵜篭 出場実績のある皆さんに聞きたかったのが、今の箱根駅伝の人気の理由です。
青野 やはり正月3が日の内の2日と3日の大会で、大学生が東京・箱根間を走って襷を繋ぐということでしょうね。あと出場大学のOBやOGはもちろん、自分の子どもが行っている大学を応援するのも人気の一因だと思います。
福島 一人約20キロを10人で襷を繋いでいくのは箱根駅伝しかなくて、この大会は本当に練習を積んでいないと走れないし、体調管理も大事。距離が長いので、ドラマが起こりやすいのも注目されるポイントですね。
田子 学生が必死に走って、いろんなドラマが生まれるところでしょうか。箱根駅伝に挑戦する選手のドキュメンタリー番組を観ると今でも感動します。
青野 出場大学と選手は取材もたくさん受けますからね。常連校はもちろん、予選会を通過したらテレビ局の取材がスタートします。
鵜篭 なるほど。感覚的には高校球児の甲子園に近いのでしょうね。高校生も大学生も限られた時間の中でストーリーができてくるのもファンにはたまらないです。お互い、それぞれの大学のイメージはありますか?
青野 法政は、「出場メンバー全員が金髪で予選会に臨む」というのが昔あって、「いいなぁ」と思って見ていました(笑)。
田子 國學院は、高校時代は無名ランナーだけど、大学卒業時にはエース級になっているという、たたき上げのすごい選手が多いイメージです。
青野 高校のエース級じゃなく、3~4番手が入学してくるので、大学で育てていくのが國學院の陸上部のカラーになっていますね。
経験者にしか分からない、箱根駅伝を走ったことで得られたものとは?