傘の基本的なお手入れ方法とは?
「気づいたら傘がなんだか臭ってるなぁ・・・」
「所々錆びていて、生地にまで移ってしまった!」
「お気に入りの傘だったのに、生地が変色している。」
そんな経験はありませんか?傘を差して帰ってきてそのまま玄関や軒先に放置してしまったり、誤ったお手入れがこのような事態を招いてしまいます。これからご紹介するお手入れ方法を、早速今日からお試しください。
■傘を差した当日にしておきたい、最低限のお手入れ方法
①雨水には汚れも含まれているため、軽く洗い流します。
②タオルで水分を軽く叩くように拭き取り、玄関などの比較的湿度の低い場所で干してください。
<アメダス>防水スプレー 180mL 1,620円、420mL 2,160円
■メンズ館地下1階=紳士靴
■晴れの日にこそしておくべき、ベストなお手入れ方法
①かげ干しをして湿気を取り除いた後、メンズ館でもお取扱いのある撥水スプレーを目立たない部分で一度試してから、満遍なくふりかけしっかりと乾燥させましょう。
*直射日光に当てると、生地の色あせや繊維を傷める原因となりますので、日陰干しを推奨しています。
②傘を閉じて、上部の留め具(持ち手の方)だけを留めて保管します。*中程の留め具を長時間使用すると折跡がつき、生地の変色・傷みの原因に繋がります。
③汚れが目立つときは、薄めた中性洗剤とスポンジで洗い、ドライヤーで乾かし、防水スプレーをふりかけ、撥水効果を維持しておきましょう。濡れたまま放置して、乾燥が不十分な状態のままだと、骨の接合部分がさびて、骨が弱くなるだけでなく、ニオイやカビなどの原因にも。
雨の日・晴れの日それぞれのメンテナンスを行っていただくことで、これらの原因を防ぐことに繋がります。ビジネスマンにとっては、毎日のお手入れが難しいので替えの傘をご用意いただくこともお勧めしております。
■ケアの頻度
大事な傘は長く使えるようにこまめにお手入れをすることが大切です。使った後はその都度手入れをしてから片付けるなど、日ごろからお手入れをすることをお薦めします。