2017.06.02 update

<snow peak/スノーピーク>|「人生に、野遊びを」── 新潟発のアウトドアブランドが期間限定ポップアップを開催

05.31 Wed -06.06 Tue
伊勢丹新宿店 メンズ館6階 コンテンポラリー カジュアル
メンズ館6階=コンテンポラリー カジュアルでは、自然と寄り添うモノづくりをおこなう新潟発のアウトドアブランド<snow peak/スノーピーク>の期間限定プロモーションを開催中だ。6月18日(日)に迫る父の日に向け、アクティブなお父さんへのギフトにもおすすめの、タウンやアウトドアなどに活躍する機能美あふれるウェアを中心としたアウトドアライフスタイルを紹介する。

そして今回は、<スノーピーク>デザイナーの山井梨沙さんに彼女の現在の仕事に大きく影響を与えた父親との関係や<スノーピーク>のデザイン、モノ作りへの想いを語ってもらった。


<スノーピーク>デザイナーの山井梨沙さん

お父さんと、アウトドアと、わたし


「私の父は、ごく普通の家庭の父と同じで、家に居る時間は少なく、朝は早く出かけて、夜は遅く帰ってきてすぐ寝てしまう。私にとって、家庭の中での父はどちらかというと影の薄い存在でした。ただ、そんな父の存在感が一気に強まり、一家の大黒柱である父の背中の広さを感じることができたのが“アウトドア”だったのです。」と山井さん。

「キャンプやフィッシングなどアクティビティの中で行われる一つ一つの動作、テントの設営や釣った魚をその場でさばいたり、そんな自然のアトラクションの中で父が見せ、教えてくれた姿こそが私にとっての“お父さん”でした。」と続ける。


新潟県三条市にある、本社・工場・ストアを併設したキャンプフィールド。広さは約5万坪、春から秋は緑の草原が、冬は雪の銀世界が広がる。
実際にフィールドに設営した商品を見ることが出来る上、レンタル品の貸出しも行っている。

デザイナーという仕事に影響を与えた父の存在


もともとファッションが大好きだったという山井さん。特に、<コム デ ギャルソン>や<リック・オウエンス>、<マルタンマルジェラ>などのクリエーションにはいつも感銘を受け、それぞれのコレクションの背景にある“カルチャー”の部分に興味を抱いていたという。

さらに、「音楽や建築、アートといった、洋服と見えない糸でつながるそれぞれの“カルチャー”に触れては、いつもドキドキさせられました」と続け、彼女自身が、洋服に夢中になる中で、自分にとっての“カルチャー”は何なんだろう?と考えたとき、それはとてもスムーズに、幼い頃から父に連れていってもらった「自然」に結びついたのだという。


ストレッチ素材を使用した、中綿入りの「フレキシブル・インサレーション・シリーズ」。
伸縮性、保温性に優れ、街着はもちろん、登山やキャンプなどの様々なアクティビティで使用ができる。

「ないものは、自分たちで作る」


一昔前にアウトドアウェアといえば、そのほとんどが登山用だった。もちろん機能性には申し分ないのだが、特に婦人用は、デザインやシルエットがアンバランスで心から欲しいと思える服がなかなか見つからなかったと山井さん。

彼女の祖父が創業した<スノーピーク>の信条は『ないものは自分たちで作る』。なら、「私が作るしかない」と。ユニセックス、ファンクションでファッショナブルな『街と自然を横断できる服』、このテーマのもとデザインを始めたという。


最新技術を駆使し、新潟で生産される「ホールガーメント ニット」。丸編みをし、立体的なシルエットを実現。肌触りが非常に良く、速乾性があり、様々なシーンで活躍。

アウトドアを趣味にするということ


山井さんは、現在、東京を基盤に生活。週5日は、東京で過ごし、週末は自然に触れる。都会の喧騒を離れ、自然の中で仲間と火を囲む。ゆっくりと流れる時間の中で、人との関わりも、自然の中で調和することによって普段とはまた違った見え方をするそうだ。

しかし、それは、決して都会を否定しているわけではない。

「寝袋で寝るのと、自宅のベッドの中で毛布にくるまって寝るのも、どちらも良いものですから」そう語る山井さんは、都会と自然、そのコントラストこそが、アウトドアの趣味の魅力だと続けた。

都会に住む人ほど、アウトドアの趣味をおすすめしたい。「街」と「自然」を横断する洋服<スノーピーク>とともに。

<スノーピーク>プロモーション
□5月31日(水)~6月6日(火)
□メンズ館6階=コンテンポラリー カジュアル

*価格はすべて税込です。

お問い合わせ
メンズ館6階=コンテンポラリー カジュアル
03-3352-1111(大代表)