【できる男のONとOFF】肌着(アンダーウエア)|できる男は、トランクスとボクサーを上手に穿き分ける
男同士で旅行へ行ったり、ゴルフの上がりの入浴時に、「おっ、おまえはトランクス派なんだ」という会話はごく自然なこと。男のパンツ論争は、最近はボクサーパンツが優勢で、トランクスはやや押され気味です。
この【できる男のONとOFF】では、どちらかではなく、どちらも上手に使いこなそうというのがテーマ。ボクサーとトランクスの穿きこなしを語るのは、メンズ館地下1階=肌着のマネージャーを2年、バイヤーを2年経験し、「実にさまざまなパンツを穿いてきました」と豪語するメンズ館計画担当マネージャーの岡田洋一です。
男性は“最高の一着=最良の伴侶”を探しています
メンズ館地下1階=肌着で販売も経験していますが、男性のアンダーウエア探しをよく観察していると、肌着は試着ができないので、洋服とは違う“生涯の伴侶”を探すように皆さん真剣にお選びになっています。女性は逆に、いろんな下着を身につけたいんですね。男性と女性では選び方が決定的に違っていますが、自分も最高の一着を探し続けて、リラックスできるのはトランクスだと思い至りました。
自分は今では「数少ないトランクス派」ですが、一番好きなのはニットトランクスで、バイヤー時代に、ニットトランクスとボクサーのいいとこ取りしようと、ボクサートランクス、略して「ボクトラ」を作るのを試みましたが、定義が曖昧になってしまって流行りませんでした(苦笑)。
トランクスが好きな理由は、開放感があること
アンダーウエア選びには世代・年代が大いに関係します。自分の父親たちは白のブリーフが定番でした。自分たち30代では、学生時代にスポーツするときはボクサーで、普段は皆トランクスを穿いている人が多かった。今、男性の肌着選びの半分は自己満足で、あとの半分は、脱いだときにカッコイイ、女性ウケがいいというところもあり、フィット感重視で、見た目がスマートなボクサーが優位なのは否めません。
自分がトランクスを好きなのは、なんといっても開放感です。人間が一番開放感を感じるのは裸に近い状態ですが、肌に触れる部分が少なく、まとわりつかないトランクスは、本来の肌着の姿だと思います。また、男性自身のポジションも、トランクスはフリーで気持ちがいい。しっかりキープするほうが好きというボクサー派の人にも一度味わってほしいですね。
今、穿き心地の良さで選ぶなら―――
トランクス好きがこだわっているのは穿き心地以外に、「ゴム」がポイントで、トランクスのウエストはアウトゴムが多いのですが、この<MACKINTOSH PHILOSOPHY/マッキントッシュ フィロソフィー>は、ウエスト部のゴムが2本入っていて、ウエストにかかる負荷が2箇所に分散し、ストレスが少なくなるという利点があります。ボクサーはアウトゴムなので、ぜひ穿き比べてみてください。
また、<steteco.com/ステテコドットコム>のトランクスは、直接肌に当たる面積が少ない日本独自のクレープ素材=ちぢみ生地を使用しています。ステテコから派生したトランクスなので、吸湿性や通気性も良く、これも天2本ゴム仕様です。
実は、パジャマとパンツは似ています
また、夜寝るときは、股間の熱が放出しやすいトランクスをお勧めします。今、パジャマが見直されていますが、その理由は、パジャマに着替えることで、脳の睡眠のスイッチを押して寝る準備に入ることと、寝ると汗をかくので、通気性がとても大事です。ボクサーパンツを穿いて、ジャージで寝ると、知らないあいだにストレスを感じているはずです。
たとえば、細身のスーツを着て活動しているONは、フィッティング重視のボクサーで、帰宅後や休日は締め付けの少ないトランクスで、【できる男のONとOFF】を使い分けてみてはいかがでしょうか。
アンダーウエアは女性からのギフトはもちろん、最近は男性から男性への贈りものとしても人気が高く、イセタンメンズネットでもご紹介している<包帯パンツ>は、「もらって穿いてみて、その良さを知った」という男性が人気に火をつけました。
「普段はボクサーを穿いているのを知っているけど……」という間柄の方は、ぜひ一度、トランクスを選んでプレゼントしてください。逆ももちろんOKです。パンツは人からもらって気がつくことが多いアイテムなので、いろいろ試していただきたいです。
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<Gravevault/グレイブボールト>のローライズボクサーは、ストレッチ性のある柔らかいマイクロファイバー生地で、まるで女性の下着のようななめらかな肌触りが特徴です。ボクサーですがストレスが少なく、収まりが良いのも人気のポイントです。
また、<Calvin Klein Underwear/カルバン・クライン アンダーウェア>のボクサーパンツは、ファッションブランドのボクサーの定番。アクティブな動きに強く、フィット感に優れています。
男なら、パンツ選びにはこだわってほしい
肌着売場にいると、スイスの<ZIMMERIL/ヅィメリ>やイタリアの<LA PERLA/ラ ペルラ>などをお求めになられる男性は、サイズの合ったスーツをとてもきれいに着られている方が多く、「ファッションの行き着くところは下着」という言葉を思い出させます。
パンツは、身につけるものとしては比較的安く、おしゃれを楽しみつつ、自己主張もできるもの。男なら「いつ服を脱いでも大丈夫」というマインドが男らしさにつながり、気に入ったものなら快適に過ごせます。
メンズ館地下1階=肌着は、最良の伴侶(パンツ)に出会える場所。色・素材・デザイン・サイズなど選べる幅は広がってきていますので、ぜひご来店ください。
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