少しずつ夏の足音が聞こえてくる今の時期。これからの夏の暑い季節は、清涼感を求めて軽やな装いになりがちですが、軽装でカジュアルになるほど、どこか着こなしが冴えないなと頭を悩ませることはないでしょうか？
着用アイテム数が少ない夏こそ、一枚で主役になれる存在感のある服を取り入れるのがお洒落のコツです。そして夏に向けて特におすすめしたいのが「開襟シャツ」。リゾート感たっぷりで色気も備えた開襟シャツは、大人の男性にぴったりな夏の休日服のマストアイテムと言えるでしょう。
今回、開襟シャツに馴染みのない方でも簡単に取り入れられる「大人リゾートな鉄板コーデ」を3つ考案。お買い場の担当バイヤーの解説付きでご紹介いたします。

 

今回ご紹介する開襟シャツはコチラ

 

開襟シャツ入門のコツをエキスパートに徹底取材！

Q1. 開襟シャツってそもそもどんなシャツ？

A1.「第一ボタンを外して着るリラックス感あるシャツです」

「第一ボタンの位置が低く第一ボタンを外してお召いただけるリラックス感のあるシャツの事です。胸元が通常のシャツと比較して開いている為、清涼感があり春夏のシーズンに適したシャツで別名“オープンカラーシャツ”とも呼ばれます」
 

Q2. 派手でやんちゃな印象にならない？

A2.「肌の露出面積を少なくすると◎」

「カジュアルになりすぎるのを避けるには、ジャケットやスラックスと合わせたり、肌の露出を少なくするとよいでしょう。さらにドレス要素の強いアイテムをスタイリングに取り入れると大人エレガンスなスタイルを演出できます」
 

Q3. 開襟シャツは着てみたいけれど柄物が苦手……

A3.「無地の開襟シャツから入門してみてはいかがでしょう？」

「柄物だけでなく無地のシャツのご用意もあるのでご安心を。シンプルでコーデもより簡単に組み合わせることができるでしょう」

爽やかなサックスブルー色味が暑い時期にも涼やかな印象を与えてくれます。大きく開いた襟元が開襟シャツらしさ抜群で、無地ながらリゾート感たっぷりの1着です。(コットン100％)

開襟シャツをマスターする鉄板3コーデを紹介

【コーデ1】ジャケットスタイル

スーツの素材や色に注意してシックに着こなしましょう

「スーツスタイルに合わせる際に気を付けないといけないのはスーツの素材です。シャツがコットンやリネンのものであれば、同素材のものや、ホップサックなどの目の粗い織り方のものを選び、梳毛でクリアな素材のスーツは控えましょう。また、色のトーンもシャツと同じようなグラデーションでスタイリングすると、まとまりのあるシックな印象になります。思い切りファッションを楽しみたい方は、襟を出してクラシックスタイルに。控えめに合わせたい方は、襟を出さずに合わせても十分開襟シャツのリラックス感を味わう事が出来ます」

【コーデ2】スラックススタイル 

 

シャツの色と喧嘩しない色のパンツを合わせると◎

「スーツコーデと同様に、シャツとパンツを同素材で合わせるのがポイントですが、一枚で着るときは特にパンツとの色合わせに注意。押し出しの強い色柄のシャツはシャツの色を拾ったり、中間色であるグリーンやグレーのパンツで合わせるのがコツです。シャツとパンツのコントラストが強くなりすぎないように気をつけましょう。大人らしさを求めるのであれば足元はレザー素材を選ぶとよいでしょう」

【コーデ3】ショーツスタイル

 

大人らしく履けるグルカショーツがイチオシ

「一番肌の露出面積が多い、ショーツスタイルでのコーディネートは子供っぽくなりがちですが、先ほどの2コーデと同様、素材や色合わせに気を配れば全く怖くありません。特にグルカショーツは、ショーツながら大人らしい印象で履けるので夏のワードローブとして1着お持ちになるのをおススメします！さらに露出面積が多いのを活かしてアクセサリー類の着用もおすすめです」


主張のある柄行から難しいと思われがちの開襟シャツですが、今回ご紹介した3コーデを参考にすれば、簡単に大人の休日スタイルが実現可能に。
ぜひ、この機会に開襟シャツを手に入れて、今年の夏を思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。

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