6月2日(水)～7月6日(火)の期間、伊勢丹新宿店本館5階 ウォッチ/プロモーションにて、「Life with Watch Accessories（ライフ ウィズ ウォッチ アクセサリー）」を開催。本イベントでは、時計本体だけでなくその周りのアイテムの知識もつけることでさらに豊かな生活をお送りいただきたいという想いから、時計にまつわるアイテムの中でも一番身近なベルトと、腕時計を保管するワインダーにスポットを当ててご紹介する。

豊富なカラーと機能性が魅力の時計ベルト＜ヒルシュ＞

まず始めは時計ベルトのブランド＜HIRSCH/ヒルシュ＞をご紹介しよう。＜ヒルシュ＞の歴史は1765年、ヨハネスフランツ・ヒルシュがオーストリア北東部に皮革工房を開いたところから始まった。製品の品質だけでなくイノベーションにも力を入れる同ブランドは、カラーバリエーションなどの外見的美しさだけではない機能的美しさも魅力となっている。

各シリーズによって様々な機能を持つが、その1つに革ベルトを選ぶ際のポイントとなる水や汗に対して強い「HIRSCH100m耐水」がある。耐水性のあるレザーベルトは、お気に入りのダイバーズウォッチにつけるベルトの選択肢を1つ増やしてくれる。耐水機能以外にも、摩耗に対して強いものやデリケートな肌に優しいものなど、様々なライフスタイルに寄り添い、快適な使い心地を提供するベルトを数多く揃えているのが＜ヒルシュ＞の特徴だ。

レザーベルトを多く扱う同ブランドであるのだが、アニマルフリーのコレクションも取り揃えている。表材に染色された植物を使用し、裏には天然ゴムを使用する「リーフ」シリーズは水に強く丈夫なため、これからのシーズンにもぴったり。カラー展開は、カジュアルさの中にも落ち着きを感じるブラウンとさわやかなグリーンが用意され、夏の汗ばむ季節に腕元をさわやかに演出してくれるだろう。

オーダーメイドが可能なフランスの職人技術＜ジャン・ルソー＞

続いては、1954年の創業の時計ベルトブランド＜Jean Rousseau/ジャン・ルソー＞。創業以来、熟練した職人が伝統的な手法で上質な製品を作り続けている同ブランドは、高級革製品メーカーとしてはめずらしく、自社にタンナー設備を保有しており、そのメリットを活かし、染色、デザイン、製造まで、自社一貫生産（マニュファクチュール）を採用している。

そんな＜ジャン・ルソー＞の魅力はオーダーメイドの時計ベルトだ。カラーバリエーションもさることながら、素材の種類も豊富で、自社のタンナー設備で染色されたさまざまな種類のレザーに加え、ラバーもラインナップされている。汗や水分対策に裏をラバーにできるのはもちろん、裏と表で別の種類のレザーを使用したり、ステッチでアクセントを施すなど、様々な方法でオリジナリティーを演出することができるのだ。

お持ちの時計に合わせて組み合わせるだけでなく、靴やバッグ、名刺入れなどの革小物とコーディネートすることで、ファッションとしてベルト交換が楽しめるだろう。

日本での認知度を上げた＜エスプリマ＞のワインディングマシーン

最後にご紹介するのが、ワインダーのブランドである＜ESPRIMA/エスプリマ＞。2004年に設立され、日本ではほとんど認知されていなかったワインダーを国内に大きく広めたワインディングマシーンのメーカーだ。

＜エスプリマ＞のワインダーは、スタイリッシュな見た目でインテリアとしても魅力的だが、優れているのは見た目だけではない。ワインダーは、時計メーカーやムーブメントにより巻き上げ能力の差があるため、それぞれに合わせた設定が必要になるのだが、同ブランドでは4段階の設定を選ぶことができる。

男性用の時計に多いローターの大きな時計、女性用の時計に多いローターの小さな時計、左右片側にしか巻き上げることのできない時計、その他一部のアンティーク時計の4パターンで、複数の設定があることにより、自分の時計だけではなく家族の大切な時計も一緒に保管することが可能となるのだ。

本イベントでは、今回ご紹介した以外にも素晴らしい商品が登場する。1つの時計でいろいろな表情が楽しめる革ベルト、そしてシックな見た目や木目調のものまでお部屋の雰囲気に合わせて選べるワインダー。ぜひこの機会に、日常を豊かにしてくれるアイテムたちに目を向けてみてはいかがだろう。

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Text：ISETAN MEN‘S net