欲しいけれど、その年の天候次第で着る機会が少ない年もあり、買うか迷いがちなアイテムとも言える「スプリングコート」。そんなスプリングコートだからこそ、長く着続けられるものが欲しい！やオンオフどちらでも着れるものが欲しいというお客さまのお声が多く、今回は21年春夏シーズン、伊勢丹メンズオススメの厳選5ブランドを着こなし術と共にご紹介します。

Ⅰ． 世代を越えて愛されるトレンチコートなら＜サンヨーコート＞

＜SANYOCOAT/サンヨーコート＞の世代を越えて永く愛せる「100年コート」は、最高級綿と称されるエジプトコットンのGIZAを採用した、スタンダードモデルのダブルトレンチコート。高密度に織り上げたギャバジン地は実に上質で、ケアをすれば永く着用できるアイテムです。足さばきがよく、着用しやすい膝丈レングス。身体のラインにそわせたほどよいタイトシルエットをつくるため、前身頃はセットイン、後ろ身頃はラグランスリーブの、スプリットラグラン仕様を採用しています。すっきりとしたシルエットと動きやすさを併せ持っています。

Styling

時代に左右されないタイムレスなデザインのため、ビジネスシーンでは大活躍の一着。今回は相性抜群のクラシックスタイルのスーツに羽織ることで、スマートなスタイリングに。また、キレイめなカジュアルスタイルとの相性も◎

Ⅱ．シンプルなAラインだからこそ永く愛用できる＜マッキントッシュ ロンドン＞

＜MACKINTOSH LONDON/マッキントッシュ ロンドン＞を代表するモデル「DUNKELD ML（ダンケルドML）」は、20FWシーズンから、よりオーセンティックなカッティングにてブラッシュアップされました。シンプルなデザインでありながら、独特の肩傾斜、＜マッキントッシュ ロンドン＞らしいAラインによるモダンなシルエットを実現。余計な毛羽を除去し滑らかなドレープ感と美しい発色を持たせたスーピマコットンを使用しています。

Styling

＜マッキントッシュ ロンドン＞のスーツ「NEW BRIDGE」モデルの肩傾斜と合わせたフィッティングになっており、着心地も良い仕上がりになっています。今回はブラウン×ベージュの上品な色合わせで大人っぽさを演出！デニムとの相性も良く、カジュアル合わせでの着こなしにも使えます。



コート内の湿気を逃すために、脇下に5つ穴のベンチレーションも。

Ⅲ． ラグジュアリーかつスタイリッシュな＜ムーレー＞

＜MooRER/ムーレ―＞の「WILSON(ウィルソン)」は、モッズコートの要素を落とし込みながら上品に仕上げたフード付きのシングルコートです。春先や秋口の肌寒い時期に風避けとして活躍します。また、フードが付いているので、梅雨時の急な雨にも安心な一着です。フロントにはスナップ釦とジッパーがあしらわれており、前立て仕様になっていますのでビジネスシーンでもお召しいただけます。

Styling

スポーティーなフーデッドコートのため、ジャケパンに合わせた爽やかなスタイリングに。休日は軽快な綺麗目スウェットパンツなどとのスポーツミックスのコーディネートと合わせて、ワンランク上の上品なスポーティーコーデとしても楽しんでいただける一着です。ダブルジップなので、コーディネートに合わせて見せ方を変えることも。



フード付きのデザインも子どもっぽくならず、＜ムーレ―＞ならでは。

軽い着心地のステンカラーコートも！

 

「RIBERTO(リベルト)」はシングルステンカラーコートです。オフィス街の定番アイテムも＜ムーレ―＞のフィルターを通すことで上品なアイテムへと昇華されます。アウターブランドだからこそ羽織った時の着用感など計算された仕様になっているため着心地は軽く、程よいサイズ感のためデニムなどに合わせてカジュアルなシーンでもお召しいただけます。また、優雅な光沢感のある素材感も、魅力の1つです。

Ⅳ．機能性×モダンなシルエットなら＜マッキントッシュ フィロソフィー＞

＜MACKINTOSH PHILOSOPHY/マッキントッシュ フィロソフィー＞からは、スポーツウェアのデザインや機能を程よく取り入れ、モダンなシルエットに仕立てた多機能アウター。ヨークスリーブのスタンドカラーコートです。見頃ヨークの切り替えと袖が繋がった仕様で肩まわりの可動域も広く、肩線がないことで、ジャケットinした場合としない場合、どちらも違和感なくシルエットが決まります。また、多様な体系の方もカバーできるというメリットもあります。

Styling

軽量でどんなシーンでも使えるアウターを主役にしたコーディネート。ダークトーンでコーディネートする事で大人のアクティブスタイルを提案します。フロントにデザインされた大きめのポケットがアクセントになり、インナーはシンプルなセーターを合わせる事で品あるコーディネートが完成します。



脇のベンチレーションは止水ファスナーを使用し、デザイン性と機能性を両立。適度なストレッチ性もある素材ながらハリ感もあり、シャープな印象です。

Ⅴ．トレンド感をMIXしたゆったりシルエットの＜トゥモローランド＞

トレンド感のあるゆったりとしたシルエットが特徴のノーカラーコート。ビンテージのヨーロピアンワークウェアに見られるディテールを採用した独自性の高いデザインが特徴です。軽やかな着心地で、シルクブレンドならではのリッチな質感やナチュラルなシワ感が高級感を演出する1着。

Styling

べージュのコートを中心に淡いトーンのセーターとホワイトデニムで春らしく軽快なコーディネートに仕上げました。トレンドのオーバーサイズのコートに合わせて、ボトムスのシルエットも太くすることでバランスよくスタイリングしています。シューズはローファーやローテクのスニーカーなど気分に合わせて変える事でコーディネートの幅も広がります。


前開けやベルトを結んでの着用や、裏地がレオパード柄になっており、少し袖を折り返して着るとまた違った印象になるので、さまざまなアレンジが可能です。