十人十色、着こなし巧者の靴選び。|ISETAN靴博2020
シューズとワードローブの組み合わせを、いかにして愉しんでいるのか。秋のカジュアルスタイルをテーマにスタッフたちの装いをスナップ。
ミニマル志向が共鳴する、同期のふたり。
ミニマルでモードな服と年季の入った愛用靴。
ブロードシャツとダークネイビーのトラウザース。〈ジル サンダー〉で揃えたミニマルなコーディネートの足元には、ほどよく履き込まれた〈レンド〉のUチップを。「オンオフで活躍する靴ですね。2 年間履き込んで、こなれた雰囲気も出てきました。そのリラックス感をヌケにして、バランスをとれたら」。モードを自然体で着こなすアイデアはここに。
モノトーンのルールにバイカラーでアクセントを。
リラックスしてエレガント。『アキラナカ』のローファーに合わせたのは、〈オーラリー〉のニットワンピース。「子供の頃からモノトーンが好きというか、黒が信条みたいになっています(笑)。バイカラーのシューズを初めて手に入れました。女性らしいフォルムとヒールの形が、アクセントになると思って」。シックなブラックも、遊びのあるスタイルに。
同僚の、今日の「ミックス感」が気になる。
気取りのない装いと美しいヒール。
〈メゾン エウレカ〉のシルクワンピースに〈フォトコピュー〉のリメイクデニム。ともに自身と同世代のデザイナーが手がける等身大の服。一方で足元には〈ルメール〉のエレガントなパンプスを。「シューズはヒールが履き慣れていて、上質なものを長く履きたいんですよね。だけどドレッシーになり過ぎるのも苦手で(笑)」。果たして、バランスは絶妙に。
馴染みの靴と、カーキカラーのリラックス。
〈スタジオニコルソン〉のコートと〈ドリス ヴァン ノッテン〉のパンツ。そして〈ギルダン〉の白T を。リラックスしたシルエットに〈マルニ×ヴァンズ〉のスニーカーが好相性だ。「カーキ色をカジュアルに着るのが気分です。スケボーをやっていたし、休日はバンズがやっぱり落ち着きますね」。ストリートとモードと気楽さ。これこそトーキョーらしいミックス感では。
異なるフィールドを繋ぐコンバース。
洗練とカジュアルをトータルでバランスする。
〈リクチュール〉がカスタムを施したオールスターと〈フォトコピュー〉のスカート。気取りない組み合わせに、美しいビンテージシャツがエレガンスを添える。「マルジェラ期の〈エルメス〉です。最近は着心地がよいものが好きです。キレイ目なアイテムはカジュアルダウンして着たい。その逆も。心地よく感じるバランスがあるんです」。
スポーツミックスの着心地と軽快さを。
〈コンバース〉の「ジャックパーセル」にシャツとチノ。トラッドなアメカジの組み合わせだが不思議とモダン。「スポーティな服を愛用しています。着心地がよく、動きやすくて、シルエットは洗練されている。今日はスニーカーですが、チャーチのシャノンのような、ぼってり系の革靴も合うんです」。
互いの仕事を尊重する、心地よい違い。
ドレッシーなワンピースもスニーカーで気楽に。
シックな黒のワンピースとレイヤードした白のスカートはともに〈チョノ〉。生地感のリッチなアイテムに合わせたのは、海外モデルの〈コンバース〉。「旅先で少し珍しいスニーカーを探すのが好きで(笑)。ドレッシーな服に合わせると、ちょうどいいバランスなんです」
遊びのあるカラーとショーツでアクティブな休日に。
存在感ある足元は〈ファセッタズム×コンバース〉の「ウェポン」。〈カラー〉のショーツや〈ヘリル〉のニットTでリラックスしたスタイルに遊びを加える。「仕事の時は黒でまとめるので休日はあえて真逆に(笑)。色モノを着て好きなバッシュを履いて。メリハリです(笑)」。
インフルエンサー、それぞれの靴と装い。
カジュアルとドレスを気ままに往復。
クラシックで今っぽい。〈ジェイエムウエストン〉のゴルフ(キルト付き)と〈サカイ〉のジャケットをつなぐ古着のミリタリーパンツ(クリース入り)。「ブランドと古着、革靴とスニーカー、いい意味で気楽に着たいんです。朝起きて気分で合わせるのが理想で(笑)」
好きと感じるものを自在にコーディネート。
〈トゥデイフル〉のトラッド風味のワンピースに、ビンテージの〈エルメス〉のパンツ、そして〈アディダス〉の「スタンスミス」。気取りなく洒落ている。「古着が好きですが、上質でエレガントなのも、デザインされているのもやっぱり好きです(笑)」。自分の好みにとことん正直。自然体というチャーミング。