【特集】スペイン発のドレスシューズブランド<Berwick/バーウィック>の尽きない魅力とは。
スペイン発、最新設備の工場で一貫生産される<バーウィック>の革靴
ワークスタイルを含めたライフスタイルが多様に変化して、スニーカーに代わるレザーシューズのニーズが高まっています。特に、「仕事にも休日にも履けるデザインの革靴」は、すべての世代が求めているもの。伊勢丹メンズ館では“デザイン性と機能性”に着目し、1991年創業の<バーウィック>と日本人の足に合うオリジナルラスト(木型)を新開発。“ミレニアルラスト”をローンチさせます。
ワインやオリーブの産地で有名なスペイン南東部のアルマンサにある<バーウィック>の工場は、広大な土地に最新の設備を備えたファクトリーで、効率的かつ合理的な作り方を実践してます。アルマンサは製靴の盛んな土地で勤勉な労働者が多い町としても有名ですが、良質な素材や資材を大量に調達し、アッパーの裁断・縫製からソール生産、部品の取り付けまで工場内で一貫生産されているからこそできる圧倒的なコスパの良さが魅力です。
特に、高級靴用の皮革を供給するドイツのタンナー「レンデンバッハ」のソールまで工場内で自社製造しているのには驚きました。今回、伊勢丹メンズ館でも、丈夫で摩耗しにくく、史上最強の革底と称されるレンデンバッハのソールを使用したモデルも取り扱います。
“デザイン性と機能性”を十分満たしながら、3万円台を実現
<バーウィック>のデザイン性で注目してほしいのは、アメリカンやフレンチカジュアルテイストを踏襲した、ソールやつま先にボリュームを持たせたラウンドトゥに代表される“ぽってり感”と、人気のコインローファーやタッセルローファーのラインナップです。
機能性では、<バーウィック>とビブラム社が組んで、日本人のために軽量ラバーソールをオリジナルで開発。軽さに加え、屈曲性・クッション性・耐久性の3つを兼ね備えたソールは、日本の変わりやすい気候や道路事情に最適です。
さらに、足幅が狭く、肉薄で、踵周りが小さい20~30代の足を徹底的に研究して、日本人の足型をベースにした伊勢丹メンズ館監修のオリジナルラスト“ミレニアルラスト”を<バーウィック>と共同開発。このラストは、土踏まず部分をしっかり持ち上がるボリューム感を出し、踵の抜けがないよう、若い男性にも履きやすいフィット感を大事にしながら仕上げました。
具体的には、ボールジョイント(足の左右に一番広い部分)を広めに設計し、ウエスト部分と踵部を絞り、さらに、外くるぶしが当たらないように低めに設定しているのがポイントです。
デザインと履き心地が両立できずに、これまで革靴を敬遠してきた方にはもちろん、足が小さい、踵が小さい、外くるぶしが当たって痛いという悩みをお持ちの方、さらにスニーカーに近い感覚で革靴を履きこなしたいという方にもぜひ履いていただきたいコレクションに仕上がっています。
4万円台で買えるコードバンシューズが数量限定でお目見え
今回、伊勢丹メンズ館では、<バーウィック>のローンチを記念したスペシャルアイテムをいくつかご用意しています。一つは、アッパーにアルゼンチン産の良質なコードバンを使い、レンデンバッハのレザーソールを採用したバーガンディーカラーのプレーントゥとタッセルローファーの2モデル。サイズは、7・7.5・8サイズの各1足のみですが、シューズキーパー付きで、なんと44,000円という価格で提供させていただきます。
もう一つは、コードバンに近い風合いと色目を目指して新たなに開発した「ロイズ コードバン(牛革)」。こちらは、33,000円でシューズキーパー付き。グッドイヤーウエルト製法で、レンデンバッハのレザーソールを搭載しています。
そして最後は、<バーウィック>と共に開発したミレニアルラストの日本限定モデルです。よく歩く都会のビジネスマンのための軽くて滑りにくいビブラムソールを使用した、ストレートチップ、プレーントゥ、コインローファー、タッセルローファーの4モデルを用意しました。
<バーウィック>は20代男子の「革靴の履かず嫌い」の救世主になれる!?
3万円で愉しめる本格的仕様のドレスシューズ
向田 私たちのような世代にとって、革靴で3万円(税抜)という価格設定は嬉しい限りです。インポートの本格的なドレスシューズが、定番的なデザインからオフでも履けるローファーがラインナップしているのは、革靴選びの選択肢がグンと広がりますね。
谷口 確かに、革靴に3万円出すなら、仕事にもオフにも履きたい。というのが本音です。売場でもそういった声は年々高まっています。
向田 カジュアルにも履けるタッセルローファーは、ドレススタイルからオフまで幅広く履けて、黒はとても使いやすいですよね。仕事用と限定して履く靴ではなく、着こなしのバリエーションを広げてくれる革靴って感じですね。
谷口 <バーウィック>は、インポートならではの色気もあるし、コスパも高く、革靴の魅力がグッと詰まっています。このクオリティなら、インポート靴のエントリーモデルにもなるし、就活生や新社会人に向けてもお薦めできますね。
日本人の足を研究して完成した“ミレニアルラスト”の実感
向田 谷口さんも私も足幅が狭いので、靴探しは苦労しますよね。
谷口 私は、コンプレックスになるぐらい足が小さくて、既製靴が合わないのが悩みです。足が華奢で踵周りも小さくて、ローファーを履くと必ずといっていいくらい踵が抜けるので、気に入った靴がなかなか履けません。
向田 私も足幅が狭いんですが、足長はしっかりあるので、スニーカーと革靴でサイズの選び方がかなり変わります。<バーウィック>の“ミレニアルラスト”を履いていかがでしたか?
谷口 一番の悩みである踵部分がしっかり絞ってあって、土踏まずを持ち上げてくるので、歩いていて疲れにくいですね。よく歩く人にはビブラムソールがお薦めですね。向田はどうだった?
向田 幅・ウエスト・踵が理想的なバランスで、特に踵が抜けやすい日本人にはうれしい靴だと思います。私たちの世代は足幅が狭い上に、厚みもないので、"幅が広くて、甲が高い"国産ブランドの靴を履くとつま先が当たって痛いことがありますが、この“ミレニアルラスト”は自信をもっておすすめできますね。あとソールが軽いのがうれしいですね。
谷口 デザイン性と実用性を兼ね備えた靴としても太鼓判ですね!
- メンズ館地下1階=紳士靴
Photo:Tatsuya Ozawa
Text:Makoto Kajii
*価格はすべて、税込です。
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