男女のスタイリストが選ぶPARTY STYLE|ボウタイ×グレー・ネイビースーツ
1着目は、<LARDINI/ラルディーニ>のグレー×ネイビーのソラーロ(ネイビー)のスーツを用いたコーディネート。最後にネクタイ派の方に向けてネクタイルックもご用意しました。3パターンのパーティースタイルをお楽しみください。
Ⅰ.女性スタイリストが選ぶ「家族を愛するパパにお似合いのパーティー感が伝わるVゾーン」
Ⅱ.男性スタイリストが選ぶ「ハーディ・エイミス卿の有名な“ミッドナイトブルー”に倣う」
Ⅲ.ネクタイ派の方へ「渋くて華やかなネクタイは、オールマイティ」
Ⅰ.女性スタイリストが選ぶ「家族を愛するパパにお似合いのパーティー感が伝わる」Vゾーン
女性目線で男性の着こなしを見ると、「奇をてらわず、決めすぎず、いつもよりお洒落」というのが最も好感度が高いもの。12月のパーティーシーズンも、普段をアップグレードして、エスコートにもふさわしい装いをしてほしいという願いを込めて、こちらのスーツに、マルチストライプのシャツとダークパープルのベルベットのバタフライを合わせました。
フォーマルのボウタイでは黒やネイビーが人気ですが、深みのあるパープルは人とは違ったカラーで、フォーマルな場でパートナーともシェアできるアイテムです。ボウタイの艶っぽさを活かすのは、パープルがベースのマルチストライプのシャツで、色味を合わせることで気分が高まります。ぜひご家族で出席するパーティーでこのような着こなしを。
Ⅱ.男性スタイリストが選ぶ「ハーディ・エイミス卿の有名な“ミッドナイトブルー”に倣う」Vゾーン
招待状のドレスコードに「フォーマル」と書かれていたら、何を着ていきますか。「ブラックタイ」と記載されていたら完璧なコーディネートが必要ですが、フォーマルで一番肝心なのは、会場と集う人の距離感です。どんな会場で、どういう人たちが集まるかを想定し、緊張度を予想してコーディネートを組み立てましょう。
光沢感のあるドビーストライプのシャツと濃紺のシルクサテンのボウタイを合わせました。英国ビスポークのテーラー、ハーディ・エイミス卿のミッドナイトブルーに関する有名な言葉に触発されて選んだボウタイは、素材に表情があるスーツにピッタリ。フォーマルなストライプと同じ感覚で選んだシャツにシックなセミバタフライが立体感を与えて、ビギナーにもできる計算されたコーディネートの完成です。
Ⅲ.ネクタイ派の方へ「渋くて華やかなネクタイは、オールマイティ」
ネクタイの柄でペイズリーは大定番ですが、ソラーロ(ネイビー)のスーツに、大柄のペイズリーを織り柄で表現した、見た目にソリッドに近いクラシックなネクタイなら、悪目立ちせずにドレッシーな気分を表現することができます。ペイズリーはボウタイでもバリエーション豊富に展開している柄なので、よりフォーマル感を演出するならボウタイもぜひトライしてください。
Photo&Text:ISETAN MEN‘S net
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