茶のスーツが老け見えしないお約束
しかし茶色のスーツは年寄りくさいとか、老けて見えると思われがちだ。その理由は単色の茶色だから。単色で変化のない茶は肌をくすませて色艶を下げてしまい、そのため老け顔に見えるのだろう。ならば織柄やメランジ感ある茶色を選べば、英国カントリーな雰囲気からカジュアルな雰囲気を醸すことができるはず。3着目のスーツを安心して選ぶポイントとして覚えておきたい。
ブラウンスーツに青シャツは鬼門、シャツは白一択だ。もうひとつブラウンスーツには、ネクタイで鮮やかな色を足して若々しく見せる。これもまた鉄則だ。ネクタイはブルー系のパープルやグリーンなどロイヤルカラーが似合うとされる。ブラウンはブルーと補色の関係にあり、オレンジの濃色である茶色は黄色の補色であるパープル系とも相性が良い。ここで小紋柄のネクタイに使った色が、それぞれうまく対応していることがわかる。この約束事を押さえておけばブラウンスーツはこわくない。
■「V-STYLE」──1分で学べる紳士の遊び Vol.8
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