<D.DORNBLÜTH&SOHN/D.ドルンブルート&ゾーン>


<D.ドルンブルート&ゾーン>の創設者であるディエテル・ドルンブルートは、1959年にドイツ・ザルツヴェーデルの町で時計修理師として開業。1999年からは、現在の工房がある隣町のカルベで、息子のディルクと共に自社での時計製造を開始した。



ドルンブルート親子の時計づくりの特徴は、現代的なCNC工作機等を用いることなく、伝統的な工具と手仕事に特化している点だといえよう。
自社製造を開始した当初は、スイス製の汎用懐中時計ムーブメントをベースとし、彼らの自作パーツを組み込むことでドイツ製らしいムーブメントへとモディファイしていた。これによって様々な機能を付加した機種を製造してきたが、今日では自社製造にてすべての設計をダウンサイジングし、直径40㎜未満のケースに収まるムーブメントを作成。
伝統的な道具と機械を用いる製法にこだわるため、1カ月の生産数は約10個という工芸品に匹敵するほどの製造数に限られるため、注文から完成までに約8カ月を要する完全受注生産品となっている。


「Q-2010.1(GR)ST」 1,490,400円
SSケース:直径38.5mm、約52時間パワーリザーブ、3気圧防水、手巻

<D.ドルンブルート&ゾーン>が、長年にわたり試作を続けてきた末に完成した自社製手巻ムーブメントを搭載するスタンダードモデル。重厚な質感がありながらケース径は38.5mmと大きすぎないサイズも着用しやすい。船舶用のデッキウォッチを思わせる視認性の良いデザインも同社の特徴だ。




Text:ISETAN MEN'S net

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