マフラー選び #2
巻き方で上品なアクセントになる実力派「バイカラー」マフラー
長く愛せるマフラーとして挙げられるのが無地のバイカラーマフラー。「マフラーの巻き方に詳しくなると、裏表でカラーが違うバイカラーのマフラーを購入されていきますね」とスタイリスト小原が言うように、巻くときにクルッと捻(ひね)るだけで配色がアクセントになるのがバイカラーの魅力です。
<ドレイクス>マフラー 各19,440円
■サイズ:長さ 170×幅 30cm
小原がまずオススメするのは、ネクタイで有名なブランド<Drake's/ドレイクス>のバイカラー。ぜひ手に取っていただきたいのは、素材の黄金比といわれる“ウール75%・アンゴラ25%”のマフラーです。軽くて保温性が高いアンゴラが、ボリューム感を出して温かい雰囲気を作り出します。カラーコンビネーションは使いやすいブラウン×ネイビーやチャコールグレー×ネイビー、ライトグレー×グレーなどがラインナップ。スーツやコートに合わせやすく、巻き方のアレンジが楽しめる長さ170×幅30cmが揃います。
<アロンピ カシミヤ>マフラー 各31,320円
■サイズ:長さ 180×幅 33cm
「お客さまから店頭で一番尋ねられるのが素材で、『カシミヤのマフラーはありますか』という方にオススメするのが<ALONPI CASHMERE/アロンピ カシミヤ>のマフラーです。と、小原が推奨するのは今年らしいバイカラーのマフラー。
肌当たりが良く、温かいカシミヤの魅力をストレートに伝える<アロンピ カシミヤ>のマフラーは、使い勝手の良い柔らかいカラーが多いのが特徴で、他にはない赤×黒の配色も新鮮。長さも180cm以上あるので、ピッティ巻きでも余裕で楽しめます。
<チェザーレガッティ>マフラー 各19,440円
■サイズ:長さ 180×幅 35cm
高級メゾンのマフラーなども多く手がけ、カシミヤで定評がある<CESARE GATTI/チェザーレガッティ>のマフラーは、「薄手で発色が良く、扱いやすい」と好評です。ストール感覚で巻かずに首に掛けるとすっきりした印象で、冬スタイルがワンランクアップ間違いなし。ビジネスに相性が良いニューヨーク巻きがぴったりです。
小原は、「<チェザーレガッティ>のマフラーはカラーバリエーションが20色揃います。定番人気のネイビー、チャコールグレー、黒はもちろん、他ブランドにはないオレンジ、紫、黄色、グリーン系などもラインナップ。ギフトとしておしゃれなカラーを贈るのにぴったりです」
<ミツボシ 1887>マフラー 各16,200円
■サイズ:長さ 170 × 幅34cm
ラグジュアリーブランドやテーラーに生地を提供している三星毛糸が2015年にスタートしたブランド<MITSUBOSHI 1887/ミツボシ 1887>は、高品質なシルク混のマフラーでファンを増やしています。
ウール・シルク混の“フェザーシルクストール”は、シルクならではのなめらかと柔らかさ、発色の良さを発揮し、裏地がウールなので軽量で持ち運びに便利です。巻くとコートのような温かさがあって、洋服まで上品に映りますと推奨します。