【クリスマス特集】Our X'mas Stories|Vol.1 篠崎 恵美《フラワーアーティスト》(1/2)
2018年のクリスマスシーンを盛り上げるイセタンメンズネットのクリスマス企画「2018 ISETAN MEN'S Presents "Our X'mas Stories"」。各界で活躍する6名の女性たちによるそれぞれの”クリスマスストーリー”を紹介していく。
篠崎 恵美|Megumi Shinozaki
独自の感性で花の可能性を見つけ、植物とさまざまなアイテムを使って店内装飾からウインドウ、雑誌、広告、ミュージックビデオ、商品パッケージなど、花にまつわる創作を行っている。2015年にはフラワーショップ「edenworks bedroom」を代々木上原にオープン。さらに2017年には紙の花のプロジェクト「PAPEREDEN 」をスタート。また、調剤薬局の調合をコンセプトにしたオリジナルミックスができるドライフラワーショップ「EW.Pharmacy」も奥渋谷にオープンさせた。
今年の春、三越伊勢丹のキャンペーン「花々祭」を美しい花々で彩って話題となったフラワーアーティストの篠崎恵美。2009年に独立し『edenworks』を立ち上げて来年で10年。今年のクリスマスはその10年間を支えてくれた人のプレゼントをメンズ館で探し歩いた。
Question1
あなたにとって「クリスマス」はどのような日ですか?
皆さんが想像するように、クリスマスは花屋が一年で一番忙しい時期です。25日を過ぎると今度はお正月の準備で息をつくヒマもありません。4~5年前は、クリスマスなのにブルーの花を使ったり、新しい感覚のクリスマスの表現が望まれましたが、この2~3年はオーソドックスなクリスマスが戻ってきている気がします。独立して来年で10年になりますが、花のトレンドもファッションの流行のサイクルのように移り変わっていくことがよく分かります。
クリスマスは大好きですね。11月末ぐらいから街にクリスマスソングが流れて、百貨店やショップのウィンドウがクリスマス装飾になると、いくつになってもワクワクします。私の家族は、両親が共働きで、私も弟も学生時代はアルバイトをしたり、4人とも忙しくしていましたが、誕生日や父の日、母の日などの記念日、そしてクリスマスは、必ずみんなが集まっておしゃれして出かけました。普段はそれぞれ忙しくても、記念日をとても大事にする家族で、さらにクリスマスはプレゼントを必ずもらえる日でした。
父と母には、クリスマスと誕生日には、毎年何かを贈っています。きちんと節目節目に「お祝いする家族」であることは今でも私の誇りですね。
Question2
思い出に残っているクリスマスのエピソードと、記憶に残るプレゼントは?
Question3
メンズ館で選んだギフトについて教えてください。
今年のクリスマスプレゼントは、父と、仕事の相棒に贈ります。父は60代になっても現場で作業着を着て汗を流している仕事好きですが、食事に行くときなどは必ずおしゃれして出かけて、お母さんよりもおしゃれをこだわる人です。引っ込み思案の性格な私なのに、人前に立って独立して働き出したのも父の影響が大きくて、来年の会社10年目を前に、記念に父にプレゼントを贈りたいと思いました。
もう一人は、『edenworks』をずっと支えてくれている大切な相棒にプレゼントです。私が独立直後に、花の流通を知りたくて大田市場でアルバイトをしていたときに知り合って、それから数年後にedenworksに入社してくれました。案件によっては天井装飾や大型のセットも制作するので男手が必要な職業。独立後の大変なときから二人三脚で頑張ってきました。とても頼もしい相棒です。
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