トップ市民ランナーが語る「ケガをしないコツ」
池田 ゆうすけさんの今の記録は、びわ湖や福岡国際にも出られますよね。
ゆうすけ NYシティマラソンも抽選なしで出場できます。2時間20分の壁を突破できると、お笑いの仕事が増えると思っています(笑)。池田さんはケガをしないコツとかありますか?
池田 異変にはすぐ気がつくようにしています。痛いと感じる前に、疲れていると思ったら練習量を減らすとか、マッサージやストレッチを多めにしたり。普段からお風呂にゆっくり入るようにもしています。
――ゆうすけさんの「ケガをしないコツ」はなんですか?
ゆうすけ 鍛えることと、ケアは違います。鍛えることは筋トレをメインにしていて、ケアは毎週行きつけの治療院でマッサージを受けています。
池田 さすがですね!女性ランナーも筋トレをやったほうがいいですよね。
ゆうすけ ランナーの故障の多くは、走っていて、一度筋肉が張り、そこから炎症になるので、筋力がないと一気に故障までいってしまいます。筋力がついていると、筋肉に張りがでた段階で気がつき、故障のサインがわかります。筋力アップは欠かせないので、ベンチプレスやスクワットなど筋トレは週に何回か行きます。速くなるためにも故障はできません。
池田 女性も自分の体重ぐらいをしっかり支える筋力はつけたいです。
ゆうすけ 走ると約3倍の負荷がかかると言われています。ただ走っているだけだと常に100%の出力になって故障するリスクが高くなりますが、それ以上の筋力があると負荷が減って故障が少なくなります。
――それは排気量1000ccのクルマと3000ccのクルマでは、同じ速度で走るのに、アクセルの踏み具合が変わるということですね。
池田 そうですね。ランナーもきちんと頭で考えることが必要で、闇雲に走ってもケガをしやすくなります。
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*アシックスは東京マラソン2018のオフィシャルパートナーです。