パーティーでのギフト交換には、コスメアイテムをよく使います

 

最初に鵜澤が立ち寄ったのは、メンズ館1階=メンズアクセサリー。「ギフトはクリスマスに限らず、“自分との距離感”で選ぶモノが変わってきますよね。両親、女友だち、男友だち、同期・同僚、上司、彼など、踏み込み過ぎても、あまり他人行儀になってもいけないので、どこまで相手のことを思ってプレゼントを選ぶかも楽しいものです」


メンズ館エントランス脇すぐ横にあるコスメティックは、「女性でも入りやすい雰囲気で、<キールズ>や<ドゥ・ラ・メール><イソップ>などユニセックスで使える商品が多いので、手軽なギフトのときによく利用している」そう。「去年は同期が集まってクリスマス会をしましたが、プレゼント交換で男女どちらに当たっても使える<イソップ>のハンドバームを買いました。ハンドクリームは今の季節なら使ってもらえるし、良い匂いがするので、お気に入りのブランドです」

<イソップ>や<キールズ>は、季節限定のギフトパッケージも揃っていて、「パッケージングされているギフトはビジュアルが可愛いので、女性にも喜ばれますね」


<モルトンブラウン>
ローザ フェスティブ ボーブル 2,160円(75ml)
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フェスティブ ボーブル ギフトセット 5,940円
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■メンズ館1階=メンズアクセサリー

そして、「これ可愛い!」と手に取ったのが、クリスマスツリーのオーナメント型をした<モルトンブラウン>の「ローザ フェスティブ ボーブル」。中身はボディウォッシュだが、「クリスマスツリーに飾ったあと、入浴時に香りが楽しめるのが素敵です」と、思わず笑顔がこぼれた。

 

 

父には奮発して、エレガントなメンズフレグランスを

 

「このボトルデザインは面白いですね」と注目したのが、<ペンハリガン>の話題のフレグランスシリーズ。「父の日にネクタイを贈るぐらいしかしていませんが、こんな素敵なフレグランスをあげたら、きっと“どうしたの? 何かおねだり?”とビックリするはず(笑)。香水など縁遠い父ですが、飾っておいてもらえそうなビジュアルもいいですね」と、選んだのは、「ジョージ卿の悲劇(ザ トラジェディ オブ ロード ジョージ)」と名づけられたメンズフレグランス。


<ペンハリガン>
ザ トラジェディ オブ ロード ジョージ オードパルファム 34,020円(75ml)
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■メンズ館1階=メンズアクセサリー


このオードパルファムは、英国の上流階級の人間関係を描いたコレクション「PORTRAITS〈ポートレート〉」の中の主人公で、慈愛に満ちあふれた英国紳士をイメージ。とてもダンディな存在ですが、このシリーズは人間模様が複雑で、最近発売された第三章では、品格ただよう一族の女家長であるドロシア伯爵夫人と、フランスからやってきた謎の美青年(実はドロシア伯爵夫人の愛人)が登場した。

担当スタイリストからそんな“香りが語る人間模様”の説明を受けると、「そんなドロドロした人間関係の香りを父に贈っていいのかな?」と、ちょっと戸惑いながらも、ブランデーとシェービングソープとトンカビーンの重層的な香りにとても惹かれたようだった。