エッジの効いた独創性あるデザインのアイデアソースとは
「今自分が掛けているのはIOFTに出展したチタンのメガネ」という杉本氏は、大学卒業後、高校の体育の先生になり、大学の先輩のメガネ屋の社長から『仕事を手伝ってほしい』と言われて転職。工場管理から営業、メガネフレームを勉強してデザインまで関わり、今年で眼鏡歴は44年になる。
「メガネ会社から独立して、CR39レンズ(アメリカのコロンビアレジンが“39番目”に開発した光学プラスチックの原料)を使って、自分が考案した注入方式で偏光レンズを作る方法を開発。自分の生涯の仕事にしようと思いましたが、メガネブランドもスタートさせました」と杉本氏。
フレームデザインはひらめきをスケッチして、プロトタイプ(サンプル)を作っていくそうで、「一番参考にしているのはクルマのヘッドライトの位置や形。いわゆる“クルマの顔つき”はメガネにも通じるものがあって、時代によって変わっていくので、新車は必ず見に行くようにしています」と続けた。
そしてこの冬、ブランドスタートから数えて100番目となる記念モデル「KS-100」が登場。ますます同ブランドの今後に目が離せない。
*価格はすべて、税込です。
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メンズ館8階=イセタンメンズ レジデンス
03-3352-1111(大代表)
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