穿いてみると断然違う!「フィッティング進化論」


これまで主流だった“股上浅め・裾口細め・ワタリ細め”のパンツから、ベルトレス・プリーツ入り・サイドアジャスター付きに変化したパンツで、ぜひ味わってほしいのが“フィッティング”の進化。山浦は、「腰周りはふっくらと、ワタリはややゆとりが出て、裾にかけて緩やかなテーパードというのが今季の主流です。この新たな穿き心地を気に入っていただけると、シャツはタブカラーやラウンドなどドレッシーな襟型になり、ダブルブレストが似合うなどスタイルの変化もお楽しみいただけるので、ぜひご試着ください」と薦めます。


<ピーティーゼロウーノ>
パンツ 32,400円

フィッティング初級(梅)は、「ノープリーツ感覚で穿ける出来映えの良いパンツ」の<ピーティーゼロウーノ>ジェントルマンフィット。深めの股上、深めのワンプリーツ、ワタリゆったりのテーパードと、今季を象徴するようなフィッティングが味わえます


左:<セラードア>パンツ 24,840円
右:<インコテックス>パンツ 36,180円


上:<セラードア>パンツ 24,840円
下:<インコテックス>パンツ 36,180円

フィッティング中級(竹)は、「少し深め、少し太め」に着目した<CELLAR DOOR/セラードア>の「ST.TROPEZ」モデル。2プリーツのテーパードシルエットですが、腰周りからワタリのフィッティングが大きく違って、ブレイシーズで穿くとエレガントできれいです。また、前下がりのフロントから腰に縫い目のない後ろ身頃の“ワンピース仕立て”は、工場が優秀な証しです。

同じく中級(竹)は、<インコテックス>のキャロットフィット。これもワンピース仕立てで、1プリーツの「22」キャロットシルエット。通常のスリムフィットより股上が深いデザインで、三越伊勢丹別注のサキソニーも揃っています。


<ジェイ・ダブリュー・ブライン>パンツ 27,000円

中級(竹)でもう1本。「スニーカーとも合わせられる」と選んだのは、<J.W.BRINE/ジェイ・ダブリュー・ブライン>KYLEモデル。イタリア・トスカーナのパンツ専業ファクトリーですが、全体的にやや緩めのシルエットはカジュアルにも穿きこなせます。


<ピーティーゼロウーノ>パンツ 37,800円

フィッティング上級(松)は、<ピーティーゼロウーノ>「FORWARD STYLE05」モデル。人気ブランドが“大人の休日着”をテーマに提案するカジュアルパンツです。ミリタリー&ワークをベースにしたコレクションですが、太いベルトを合わせたくなる腰周りの太いベルトループや、1cmダブルの裾など、シルエット×デザイン全体が新感覚。無骨さも穿きこなしてください。

NEXT>必読!2018年春夏シーズンはシルエットに変化の更なる波が来る!?