ゆかたを着て、日本の新しい祭りの形を感じに来てください!



太鼓芸能集団 鼓童
住吉佑太(すみよし ゆうた)
1991年香川県生まれ。小学校2年生より和太鼓を始める。2010年研修所入所、2013年よりメンバー。「大太鼓」やソリストに抜擢される。「混沌」公演ではドラムを担当。客観的な視点を持ち、作品作りにあたって自由な発想で新しい表現を提案、演奏内容を音楽的にも充実させた。舞台では主に太鼓、笛を担当。軽やかなバチ捌きを得意とし、また「結」「炯炯」など舞台の要となる数々の楽曲を生み出す、鼓童のサウンドメーカー。http://www.kodo.or.jp/about/member/yutasumiyoshi 

――「ISETAN BONDANCE 2017」への参加の意気込みは?

第一印象で、とても面白い企画だと思いました! 昔は当たり前のようにあった盆踊りやお祭りはそれぞれ地域のコミュニティの中心にあって、そこにはたくさんの出会いと再会、喜怒哀楽とドラマがあったんじゃないかなと思います。

人と人とが、電話やSkype、メールやLINEじゃなく、その場で実際に向かい合い、語り合い、太鼓を叩き、歌を唄い、踊り明かし、酒を飲む。昔々から長い年月をかけてそういう文化が作られてきましたが、衰退してきている今。BONDANCEという新しい形で、昔のようにはいかないかもしれないけど、今の時代にできる、そんな「場」を作ることに参加できることを太鼓芸能集団「鼓童」としてとてもうれしく思います。


――「BONDANCE」での<ワイ&サンズ>とHilcrhyme(ヒルクライム)とのコラボの期待は?

ヒルクライムのお二人は同じ新潟県のアーティストということで、どんな化学反応が起こるかはまだまだ予想できませんが、新潟から新しい音楽を発信できるような、そんな濃厚なコラボレーションになればいいなと思っています!

<ワイ&サンズ>のゆかたやきものも、僕ら鼓童の扱う太鼓も、長い歴史を持った日本の文化です。だからこそ、踏み込みにくい、気軽に触れにくいところがあると思います。<ワイ&サンズ>のコンセプトからは、「普段の何気ないファッションの中にきものを」というメッセージを感じます。それは僕たちも同じような思いで、太鼓だからこう、きものだからこう、という固定概念を取り払いながら、このBONDANCEというイベントでのコラボレーションを通して、今の時代に再創造していければと思っています。


――「BONDANCE」に参加されるお客さまへメッセージ

夏の伊勢丹の屋上で、ゆかたを着て、ビールを片手に、日本の新しい祭りの形を感じに来ませんか! 野外フェスとも違う、ライブとも違う、コンサートとも違う、そこにあるのは「祭り」です。観るのでも、聴くのでもなく、「参加する」ものです! 盛り上がること間違いなし! 8日と9日は、ゆかたで新宿・伊勢丹本館の屋上へ!