©LOUIS VUITTON

＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞が7月6日（水）より、伊勢丹新宿店メンズ館にて期間限定のポップアップストアをオープン。これを記念して、メンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズによって生み出された新ライン「モノグラム・エクリプス」や国内では伊勢丹新宿店限定の商品を含むプレタポルテなどを全国に先駆けて発売いたします。

グレーとブラックの陰影のコントラストが光るスタイリッシュでマスキュリンな「モノグラム・エクリプス」は、メゾンの貴重なアーカイヴの1つ、ブラック・キャンバスで覆われた伝統的なトランクのエスプリを受け継いでいます。このほか、レザーグッズをはじめ、小物類やシューズ、アクセサリー、そしてプレタポルテまで──モダンでフレッシュな最新メンズ・コレクションとその世界観を体感いただけます。会期は7月19日（火）まで。

また、藤原ヒロシが率いるデザインプロジェクト「fragment design/フラグメントデザイン」との限定コラボレーションアイテムも登場。「フラグメントデザイン」のアイコンであるサークルサンダーロゴのスタンプをあしらった「モノグラム・エクリプス」や、＜ルイ・ヴィトン＞と「フラグメントデザイン」双方のロゴが並ぶTシャツやポロシャツなどメンズ館のお客さまの為にご用意した今回の限定コレクションは必見です。

新作、「モノグラム・エクリプス」を纏った限定アイテムを公開

バックパック エクスプローラー
■価格：325,080円
■サイズ：W30×H44×D16㎝
■在庫：完売
*「fragment design」限定アイテム

キーポル・バンドリエール45
■価格：211,680円
■サイズ：W45×H27×D20㎝
■在庫：完売
*「fragment design」限定アイテム

エトール・モノグラム バイカラー
■価格：72,360円
■在庫：完売
*「fragment design」限定アイテム

ロゴ入り Tシャツ
■価格：60,480円
■カラー：ブラック
■在庫：完売
*「fragment design」限定アイテム

時を超えて進化を続ける＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞の「モノグラム」

7月6日（水）からメンズ館1階＝プロモーションを中心に展開される＜LOUIS VUITTON＞の期間限定ポップアップストアでは、藤原ヒロシ率いる「fragment design/フラグメントデザイン」との革新的なコラボレーションも見どころの1つですが、やはり注目すべきはそのコラボレーションのベースにもなった新ライン「モノグラム・エクリプス」。ここでは＜ルイ・ヴィトン＞のアイコンである「モノグラム」の発想の原点から誕生、そして今日に至るまでをあらためて振り返ります。


今からちょうど120年前──1896年に誕生した「モノグラム・キャンバス」は、メゾンの2代目当主ジョルジュ・ヴィトンによって考案されました。  植物モチーフや幾何学模様、創業者である父のイニシャル「LV」を組み合わせたモノグラムは、ヨーロッパがジャポニズムに沸いていた当時、日本伝来の美しい「家紋」にインスパイアされたとも言われています。普遍的なデザインに加え、軽量かつ柔軟性と耐久性に優れた「モノグラム・キャンバス」は、旅のスタイルの変化とともに進化を続け、メゾンのシンボルとして世界中の旅人から愛され続けています。

＜ルイ・ヴィトン＞の現在の「モノグラム」（写真左）と1905年3月21日に＜ルイ・ヴィトン＞がフランス特許庁へ提出したモノグラム・キャンバスの商標証明書（写真右）。

 

アーティストを魅了する「モノグラム・キャンバス」

こうした背景のもと、モノグラムのタイムレスな魅力は多くのアーティストにインスピレーションを与え、これまでにも数々のコラボレーションが実現。

「モノグラム・キャンバス」とポップアートを大胆に融合させたマーク・ジェイコブスとスティーブン・スプラウス、村上隆、リチャード・プリンスらとのコラボレーションをはじめ、2014年にはファッション・建築・アート・プロダクトデザインの各分野で活躍する6人のアイコノクラストが自由な発想で、「モノグラム・キャンバス」を用いた斬新な作品を生み出しています。

左：マーク・ニューソン「バックパック」（2014年）
右：川久保 玲「バッグ ウィズ ホールズ」（2014年）

キム・ジョーンズが贈るマスキュリンなキャンバス──「モノグラム・エクリプス」

メンズ館のポップアップストアにて限定販売される藤原ヒロシ率いる「fragment design/フラグメントデザイン」とのコラボレーションバッグ。

グレーとブラックの陰影が織りなすコントラストが絶妙な「モノグラム・エクリプス」は、タイムレスでありながら、モダンでクール。大人の男性のためのマスキュリンなキャンバスとして、モノグラムの新たな時代を築いていきます。

キム・ジョーンズと藤原ヒロシが語る、スペシャル・コラボレーションへの想いとは

 

7月6日（水）からメンズ館1階＝プロモーションに＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞の期間限定のポップアップストアがオープン。藤原ヒロシ率いるデザインプロジェクト「フラグメントデザイン」とのスペシャル・コラボレーションも実現し大きな話題となっています。

同ストアのオープンに際し、＜ルイ・ヴィトン＞メンズ・コレクション アーティステック・ディレクターのキム・ジョーンズは、「東京は、いつも私にインスピレーションを与えてくれるスペシャルな街で、私にとっても大切な友人がたくさん住んでいます。昨年初登場したメンズ館でのポップアップストアの成功を受けて、今年は、違ったアングルからコレクションを表現してみたいと考え、そこで今回、私にとってのヒーローの1人である藤原ヒロシ氏にキュレーションを依頼しました。ポップアップストアでは、彼が率いる『フラグメントデザイン』が2016-2017秋冬コレクションから選んだアイテムを、エクスクルーシブなカプセル・コレクションとして紹介。店舗デザインは、彼が東京にオープンした最新のコンセプトストア『ザ・パーキング』からアイデアを取り入れた空間となっています」と、コメント。

また、藤原ヒロシも、「キムとのコラボレーションは20年前からいつ実現してもおかしくなかったんですが、『今、この場所で』という最高のタイミングとなり、とても光栄に思います」と語るように、古くから親交を持つふたりによる初のコラボレーションは必見です。

【オープンレポート】＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞ポップアップストアに、キム・ジョーンズと藤原ヒロシが来店

＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞と、＜fragment design/フラグメントデザイン＞を率いる藤原ヒロシのコラボレーションによる期間限定ストアが、ついにメンズ館1階＝プロモーションにオープン。初日となった7月6日（水）はオープン前から大勢のお客さまで賑わいました。 

“黒いモノグラム”が僕の雰囲気とマッチした

ポップアップに並んだ商品の約6割が「世界でここだけでしか買えない限定アイテム」ということも大きな話題になった今回のカプセル・コレクション。＜ルイ・ヴィトン＞がメンズ館に期間限定ストアを構えるのは2度目で、＜ルイ・ヴィトン＞と＜フラグメントデザイン＞のロゴが並んだ商品は、ブラックとグレーのモノグラムからなる新シリーズ“モノグラム・エクリプス”をはじめ、シューズやレザー小物、ネームタグなどバラエティに富みます。

カプセル・コレクションをキュレーションした藤原ヒロシは「今回は、＜ルイ・ヴィトン＞というすでに付加価値の高いブランドがあって、そこに僕のコアなファンが注目してくれて、“黒いモノグラム”が僕の雰囲気とマッチするなど、互いの良いところが出せたと思います。商品も店構えも、ルイ・ヴィトンの基準の中で遊ばせてもらったという感じですね。キム・ジョーンズとは前から何かやろうと話をしていて、やっと実現しましたが、2人の共通の趣味はまだあるので、できることがあったら次にやろうという話をしました」とコメント。

内装には洋服にあしらわれたグラフィックを採用

開店前のオープニングレセプションには、＜ルイ・ヴィトン＞メンズ・コレクション アーティステック・ディレクターを務めるキム・ジョーンズと藤原ヒロシをはじめ、ルイ・ヴィトン ジャパン最高経営責任者（CEO）のデヴィッド・ポンゾ、三越伊勢丹ホールディングス大西洋代表取締役社長、松尾琢哉取締役専務執行役員営業本部長、鷹野正明伊勢丹新宿本店長が登壇。

大西洋は、「＜ルイ・ヴィトン＞とは2度目のポップアップが開催できることをとてもうれしく思います。店頭に並ぶ6割が限定商品となったことを、デヴィッド・ポンゾ氏に感謝申し上げます」と述べました。

世界から注目されているコラボレーション

早朝より取材に来ていたWWDジャパン編集長代理 兼 ファッションニュース編集長の村上 要氏は、「伊勢丹ではいままでいろいろ取材をしていますが、ここまで行列ができるのはすごいですね。アジア全域から注目されているのがひしひしと伝わる行列です。今回のカプセル・コレクションは、大人の男性が使えるこれまでのルイ・ヴィトンらしさがありつつ、アイコニックなフラグメントデザインのロゴが入っていて、藤原ヒロシさんを好きなストリート出身の男の人も上手に取り込めるデザインになっていますね。お店の内装もルイ・ヴィトンらしい洗練された雰囲気を残しつつ、粗野な雰囲気もミックスさせているのがすごく面白い。今回も期待できますね」と語っていただきました。

期間限定ストアは7月19日（火）まで開催。コラボレーションアイテムは、伊勢丹新宿店メンズ館限定での発売、また、新シリーズ“モノグラム・エクリプス”は7月15日（金）より＜ルイ・ヴィトン＞各店でも販売が予定されています。

【イベントレポート】『MEN'S CLUB/メンズクラブ』編集長・戸賀敬城とスタイリスト・櫻井賢之が＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞を語り合う夜

7月6日（水）から19日（火）まで開催された＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞の期間限定ストア。7月8日（金）には、そのオープンを記念して、人気ファッション雑誌『MEN'S CLUB（メンズクラブ）』（ハースト婦人画報社）と一夜限定のスペシャルコラボレーション。名物編集長の戸賀敬城（とが ひろくに）氏と、人気スタイリストの櫻井賢之（まさゆき）氏を招き、2016-17秋冬メンズ・コレクションの話題を中心にエクスクルーシブなトークイベントが開催されました。


落ち込んでいるパリを元気に

戸賀敬城氏は、＜ルイ・ヴィトン＞のTシャツに新作デニム、そして「パッセンジャー・ライン スニーカー」を履き、櫻井賢之氏は、新作のミリタリージャケットに、足元は「ブラックアイス・ライン アンクルブーツ」で登場です。

櫻井 ポップアップストアには初日の朝、すごい数のお客さまが並んだそうですね。
戸賀 もう社会現象ですね。前回の＜ルイ・ヴィトン＞のポップアップと比べても、ものすごいパワーを感じます。
櫻井 戸賀さんは2016−17年秋冬コレクションの展示会を韓国で見てきたそうですね。
戸賀 2016－17秋冬のシーズンテーマは「フューチャー・ヘリテージ（未来の遺産）」ですが、メンズ・コレクション アーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズはパリを拠点に創作活動をしていて、昨年のテロは彼にとってもとても悲しいできごとで、「落ち込んでいるパリを元気にしよう」という気持ちをコレクションから感じました。


キム・ジョーンズという類い希なる才能と、ブランドの進化

櫻井 展示会ではどんな印象を受けましたか。
戸賀 「フューチャー・ヘリテージ」というテーマ通り、＜ルイ・ヴィトン＞の歴史あるアーカイブと、キムならではのストリートカルチャーのミックスによってタイムレスなラインができあがったと思います。
櫻井 その象徴が、＜ルイ・ヴィトン＞のアイコニックなモノグラム・キャンバスを再解釈した、グレーとブラックが基調の新作「モノグラム・エクリプス」ですね。
戸賀 櫻井君はコレクションはどう感じましたか。
櫻井 この秋冬コレクションは、キムらしいユースカルチャーやストリート感覚がいろんなアイテムにミクスチャーされているんですね。僕が今着ているようなミリタリージャケットも一見オーセンティックですが、随所にラグジュアリーブランドならではのデザインが施されています。


岡山デニムに惚れ込んで作った最新デニム

戸賀 「モノグラム・エクリプス」も話題ですが、メンズ館1階で開催中のポップアップストアでは新作のデニムが買えるのも見逃せませんね。
櫻井 戸賀さんが今穿いているのが、太ももと腰周りに少しゆとりがある「レギュラーフィット」ですね。穿き心地はどうですか？
戸賀 本格的なデニムで、フィット感も個人的には好みです。ジャパンメイドというのもいいですね。
櫻井 レギュラーフィットのほかに、「スリム」と「ストレッチスキニー」もあって、色はウォッシュドも含めて全部で5色。裏側にはバッグにも使われているイエローステッチもあって、"マイデニム"が必ず見つかります。

デニムパンツ 73,440円

戸賀 シルエットによってパッチの色が変わっているのも憎いですね。
櫻井 ぜひポップアップストアで試着をしてみてください。
戸賀 デニム以外でお気に入りのアイテムは？
櫻井 コレクションの中では、生地からロウに浸（つ）けて1点1点違うクラックの「マーブルデニムジャケット」がすごいです。加工具合が好きなんですが、アートピースと言っても過言ではないできあがりです。

デニムジャケット 236,520円

秋冬コレクションを象徴する新作「モノグラム・エクリプス」

櫻井 戸賀さんは「モノグラム・エクリプス」の中ではどれがお気に入りですか？ 戸賀 「バックパック エクスプローラー」ですね。上部のヒモは、レディースのバッグからインスピレーションを受けているそうですが、ヒモを緩めてハンドルを持つとトートバッグとしても使えます。ポップアップストアでも一番人気だったとのウワサで、荷物の量で持ち方が使い分けられるのに個人的に注目しています。
櫻井 7月23日（土）発売の『メンズクラブ』9月号で、平山浩行さんに「モノグラム・エクリプス」を持ってもらって撮影しましたが、スーツからカジュアルまで幅広いスタイルにフィットするバッグだなと思いました。戸賀さんならゴルフでも使えますね。
戸賀 あと、「メッセンジャー・エクスプローラー」もいいですね。グレーとブラックの陰影が織りなすコントラストと、ブラックシルバーの金具などパーツにもこだわっているのが絶妙です。

左/「バックパック・エクスプローラー」312,120円
右/「メッセンジャー・エクスプローラー」204,120円

スタイルに彩りと個性を添えるコレクションアイテム

櫻井 今回のポップアップストアのラインナップの中ではデニムが一番の注目アイテムですが、ジャン・コクトーからインスパイアされたプリントシャツやプリントTシャツもおすすめです。あと、戸賀さんが履いている「パッセンジャー・ライン スニーカー」もカッコイイですね。
戸賀 このスニーカーは、甲部分がブラックのモノグラム・キャンバスで、後ろがカウハイドを使用しています。デニムとのコーディネートにもフィットしますね。櫻井君が履いている「ブラックアイス・ライン アンクルブーツ」はコバの部分が黒のモノグラム・キャンバスになっていて、これもクールなデザインです。
櫻井 あと、ストールは、シンプルなコートやトーンオントーンのモノトーンの着こなしにあわせても主役になりそうな存在感がありますね。
戸賀 そして僕がおすすめなのは、「モノグラム・エクリプス」の腕時計「タンブール モノグラム・エクリプス」です。初めてのモノグラム柄の文字盤はグレーメタリックで、知的な印象の39mmサイズ。通常モデルのストラップのステッチはブラックですが、伊勢丹限定はグレーのステッチになります。今、僕がしているので、ぜひ間近でご覧ください。

左/「パッセンジャー・ライン スニーカー」87,480円
右/プリントシャツ 208,440円、プリントTシャツ 79,920円

左/ファーストール 79,920円
右/「タンブール モノグラム・エクリプス」339,120円

――トークイベントを終えて

戸賀 今回の＜ルイ・ヴィトン＞と＜フラグメントデザイン＞のコラボレーションは、“黒のモノグラム”のインパクトが一番ですが、初日の行列を含めて強烈な印象で、あらためてブランドやアイテムそのものの力強さを感じました。僕の私見ですが、藤原ヒロシさんに憧れて、支持してきた世代がお金を使いやすくなってきたのかなとも思います。また、藤原さんにとって、＜ルイ・ヴィトン＞とのコラボレーションは、「もっと面白い発想ができる」という新たな可能性に繋がったと思いますね。

トークイベント後は、＜ルイ・ヴィトン＞ポップアップストアにて販売会を開催。左/『メンズクラブ』編集長・戸賀敬城氏、右/スタイリスト櫻井賢之氏

＜LOUIS VUITTON/ルイ・ヴィトン＞ポップアップストア
□7月6日（水）～19日（火）
□メンズ館1階＝プロモーション

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