時代を代表する⾳楽カルチャーやそれに強く影響を受け巻き起こったムーヴメントをインスピレーションに、コレクションを形成する＜JULIUS/ユリウス＞。2月17日（水）より“祈り” や“⾃然”がキーワードの、2021年春夏新作がラインナップするプロモーションを伊勢丹新宿店 メンズ館2階 メンズクリエーターズにて開催する。

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本特集では、メインコレクションをはじめとした今季の4コレクションについて、同ブランドショップスタイリストの中井氏がおすすめのアイテムを一部着用しながらご紹介する。

今季のテーマは[ mamuthones; ]

それはイタリア・サルデーニャ島マモイアーダ村のカーニバルにて、古代から続く儀式に登場する⼈物。

背中に⼤量にカウベルを背負った「マムトーネス」と、その対照的な存在として登場する「イッソアドレス」が練り歩く儀式を通じて⼈々は豊穣を祈る。

コレクションには儀式の神秘性と、豊かに作物が実る⾃然の空気感を落とし込んだ。“祈り” や“⾃然”といったキーワードの通り、アーシーなカラーパレットを採⽤し、全体的に優しい雰囲気が流れている。

また“収穫”を連想させるワークテイストのアイテムがメインで、ゆったりとしたブルゾンにはダイナミックなポケットを配すなど実⽤的なワークテイストが特徴的だ。

メインコレクション

退廃的な美とアグレッシブなフェティシズムを追求した世界観。

カオスとインダストリアルとのバランス。
都市に⽣きるアバンギャルディスト達のための服。

シーズンによりコンセプトが変わるが、カラーは⿊・⽩での構成が多く、レイヤードやオーバーサイズではあるが細⾝のシルエット。

LOOK

今季のテーマである[ mamuthones; ]より収穫を思わせるアイテムでコーディネート。

マルチポケット付きのブルゾンはインパクトがあり、胸元の同⾊での刺繍もさりげないデザイン性をプラスしている。

LOOK

⼤容量かつビッグシルエットのバッグを使ったコーディネート。

ジャガード織りのバギーパンツは相性が抜群のブーツと合わせて。

プレコレクション

メインコレクションとは異なり、ブランドの基盤となるブラックをベースにオーバーサイズとタイトの対極的シルエットを織り交ぜ、＜ユリウス＞の世界観を維持しながら展開している。

メインコレクションとの違いを打ち出し、ブランドの幅を感じることのできるコレクション。

パーマネントコレクション

2020年秋冬コレクションより、＜ユリウス＞の時代性、コレクションテーマに関係なく、定番に特化した、アーカイブライン=パーマネント(永久的)ラインを発表。

プレコレクションとは違い、過去約20年の歴史の中で、現代のアプローチに沿った、⼈気プロダクト中⼼で構成されている。

LOOK

パーマネントラインでのコーディネート。

＜JULIUS＞らしいモード⾊が強く⽐翼仕⽴てのカラーレスコートはスタイルを良く⾒せてくれる。

ニルズコレクション

＜JULIUS＞を展開するサードストーンが⼿掛けるブランド＜NILøS /ニルズ＞は、インライン＜JULIUS＞のアンダーグラウンドな世界観とは異なり、アイデンティティとエッセンスを再解釈し都会的なアプローチを⾏う。

ファッション・ミュージック・カルチャーで構成するプロダクトを軸とし、NEO STREET を表現するノンセクシャルブランドだ。

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Model：Nakai/＜JULIUS＞